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§9 『くどい』こと [成功した企業トップの15か条]

成功した企業のトップは間違いなく「くどい」というのが実感です。
「くどい」というのをわかりやすい日本語に置き換えたら「徹底」ということです。

「情熱」とか「細心の注意・配慮」とか「徹底」という言葉とセットです。
私が尊敬するT会長の座右の銘は、実は「なにくそ」という言葉と「凡事徹底」ではないかと思います。

皆さんもきっとそうではないかと思います。
家を出るとき、「ひょっとして、ガスの元栓締めたかな?」とか「あの電気消したかな?」とか「あそこの窓は閉めたかな?」とか「鍵はかけたかな?」とか気になって、おうちに引き返されたご経験がおありだと思います。帰ってみると大概はちゃんと閉まってたりするものですが。。。。。

ビジネスには「タラレバ」はありません。この徹底振りこそが品質を生み、コスト削減を生んできたのです。

H20年9月7日の日経新聞朝刊の「遠みち近みち」(森一夫特別編集委員)というコラムの「失敗の歴史」という話の中で、
YKKグループの創業者の故吉田忠雄氏のことを、ご子息の吉田忠裕社長の口を借りながら「しつこい、くどいくらいの執念でした」「たとえば伝えたいことがあると、繰り返しうんざりするほど同じ話をした」「社員の誰がどういう失敗をしたという話も人の前でよくやりました。もっと大きな失敗のケースが出るまで、十五年は話します。当の社員は偉くなっても言われるので、勘弁してほしいのですが、やめません」と。。。。。教訓として大事だと思うからで、失敗については寛容だったそうです。

成功した企業トップを見てると、成功者はひょっとしたら「気が小さい」あるいは「臆病」ではないかとも思われてしまいます。

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