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§11 『ケチ』であること [成功した企業トップの15か条]

成功した企業トップは、皆さんケチです。そうお気づきの方は多いと思います。

ただ、彼らは、みなさん「死に金」は使いたくないのです。
将来開花するであろう「活きたお金」の使い方をよくご存知です。

機械に、人材に、技術開発に投資を惜しみません。
また感謝のお気持ちも大切にされます。
労苦をともにした仲間に、それから地域にも還元していくお気持ちをお持ちです。

「うちのオヤジはケチで。。。。。」
とおっしゃるのを耳にすることがよくありますが、そうではありません。
無駄の排除です。節約する気持ちがコストを低減していきます。


新聞のチラシの裏側をメモ用紙に使うのは当たり前です。
蛍光灯が暗くなったら、上下をひっくり返すと明るくなるのもご存知です。
クーラーに頼らず扇風機を使うことも、、、、

よく存じ上げているK社長は、支店にはいつもスクーターで来店されます。
「いい加減に車に乗ってください。危ないですよ!」と申し上げても、
「親父は自転車に乗っていた。わしはスクーターにまで出世したと思ってください。」
といつも煙に巻かれてしまいます。

彼の息子さんが最初に買ってもらった車は、中古の1000CCの車でした。
息子さんも、お父さんのお気持ちをしっかりと受け継いでおられます。
ちなみに、当社は、地域を代表する優良企業です。
給料もトップクラスです 工場の中の広い休憩室が印象的です。

工場には、昭和20年代の機械もまだ回っていました。
これが一番稼ぐというのが彼の口癖です。

業績のいい工場に行くと、似たような光景を目にしますね。
償却も終わり、構造も単純で、故障もなく、効率のいい機械のようです。
その企業の原点のひとつなのかも知れませんね。

ただ、企業の宝物は人材です。
人命を危うくするようなところには皆さん丁寧にお金をかけていかれます。

皆さんは、経費をふんだんに使うことと給料をたくさんもらうのはどちらがいいですか?

『ケチ』だという経営者にお会いしていつも思うのは、「よく考えていらっしゃる」ということです。
・・・・・・・知恵が知恵を生んでいくようです。
儲かっている企業のオフィスや工場をお尋ねするとお金のなる木が勢いよく育っています。

儲からない企業に行くと、湯水はザルの中に消えていくのが見えてくるから不思議です。


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