SSブログ

挨拶の理論(挨拶についての屁理屈) ② [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

金融機関では挨拶訓練は毎日やっています
理由は二つあります

ひとつは、CSです
もうひとつは、いわゆる「声かけ」と呼ばれていて、不審者を見分けるためです
(本当は4つの意味があるのですが。。。。。)

警察の方のお話を聞くとすごく面白いです
強盗とかを捕まえたら、犯人から必ずアンケートをとるらしいのです

「なぜその銀行に強盗に入ったのかと」

一番多い回答は、
実はどこでもよかった
銀行が並んでいる通りで、たまたま入った最初の銀行は、入るといきなり挨拶され、顔を見られてしまったので何もしないで飛び出してしまった

でも続けて二番目に入った銀行は、挨拶がないので、スルスルーとカウンターの前まで進むことができたと。。。。

皆さんが銀行などの金融機関に行かれた時、そういう目でその銀行を見てください
掛け声ひとつで内部の体制(支店長とかのポリシーが末端まで浸透しているかとか、気が利いているか等々)がわかります
多くの方がCS(顧客満足)を表面だけで捉えがちですが、本当は、皆さんの大事な財産をお守りしているのですから、媚びるような対応よりももっと優先しなければいけないことを見抜いてください

最近の銀行は、苦情を恐れるあまりそういう点が甘くなりつつあります

昔々、三菱銀行北畠支店に強盗が銃を持って立てこもった悲惨な事件がありました
行員もお客さんも人質に取られ、数人が殺害された事件を覚えていらっしゃるでしょうか
このときは挨拶も効果もなかったのでしょうが、金融機関にはこういう危険があるということもぜひとも理解して欲しい
ただ、今、本当に不安なのは、銀行がCSという名のもとに基本を忘れてしまっているのではないかと思われることです
タグ:挨拶 CS
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0