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ガソリンスタンドの法則 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

この1年はガソリンが注目されました
ここ数年、採算の悪化から、廃業されるガソリンスタンドも増えてきましたね

それはさておき、ガソリンスタンドの立地を見ると、明確なビジネス心理学を学ぶことができます
ガソリンスタンドのある主要道路は、ガソリンスタンドの数を見れば、
①マイカー通勤客の流れはどうか
②どっちが田舎に行く方向か
と言うようなことがわかります

さて、マイカー通勤客の皆さんは、
A.朝の出勤途中に給油をする
B.帰宅の途中で給油をする
のどちらなんでしょうか

答えはおそらくBの帰宅の途中で給油をするということだと思います
朝は遅刻をするのが嫌です
出勤前に手を汚したりするのも嫌です
そう考えると、一般的には帰宅途中に給油をされるのではないでしょうか
そう考えると、ガソリンスタンドが多い方向(道路側)は、マイカー通勤の帰宅ルートと見ることができます

営業車だって入れるんじゃないの?と言うご意見もあるかもしれませんが
多くの企業は、「契約スタンド」を利用しており、フリーで入れることは少ないのです

田舎に行くほどガソリンスタンドは少なくなります
多くの慎重なドライバーの方は、田舎に行く前に街の出口付近のガソリンスタンドで給油してからドライブされるのではないでしょうか

こう見てみると、車の流れが何かを教えてくれるような気がします

ガソリンスタンドは、
①右折よりは左折
②信号の手前よりは向こう側
③看板の手前よりは向こう側
④直角に曲がって進入するよりも斜め入車
などと言うドライバー心理も働きます

この点はコンビニなどでも同じです
儲かっているビジネスは立地もよく考えられています
逆に誰が商売をやっても流行らない場所と言うのはそういうビジネス心理学が考慮されていないのかもしれません
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