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企業が破綻するとき(K食品の場合) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今朝の新聞にK食品が昨日民事再生法を申請した旨の記事が出ていました
やっぱりかと言う思いです

当社の実情はよく知りませんが、よく言われる「コンプライアンス」違反が倒産の引き金になったようです
警察が家宅捜査に入ったり、農水省から改善命令をもらったりしたら、
①信用はがた落ち
②仕事にならない
③従業員のモラールが落ちる
④取引先もよくて静観姿勢で売上見通しが立たない
⑤銀行も新規融資をしてくれないばかりか、既往融資の条件強化を求めてくる
⑥社長以下経営陣も各方面の対応に追われっぱなしで前向きな対応ができない
などなど、足元で引き金を引く事象はたくさんあります

経営陣の皆様が、せめて
①せっかちで ②細かくて ③くどかったら
この倒産は起きてなかったかも知れません

経営者の方は、
①自社のストロングポイント及びウィークポイントをよくご存知のはずだったと思います
②主力商品の動きは把握されていると思います
③主力社員の実力や貢献度もご存知であったと思います
それが経営者の役目ですから

再生に向けた法的措置が民事再生法ですから、立ち直るといいですね

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民間信用調査会社〇〇〇によると、外国産野菜を国産と偽ったとして、長崎県警に不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で家宅捜索された食品加工会社「K食品」(東京都中央区)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は44億3800万円とみられる。

 同社は今月、中国や米国から輸入した野菜を国産品に混ぜて「国産」や「九州産」の冷凍野菜として出荷していたことが発覚。農林水産省がJAS(日本農林規格)法に基づく改善指示をしたほか、長崎県警が21日に本社などを家宅捜索していた
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