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「あなたいいもの着てるわね」 (消費はどうすれば活性化するか⑦) [感覚的消費論]

これは、平成13年(2001年)9月に書き下ろしたものです。。。。。少し古びていますが、参考までに。。 感覚的消費論:(消費の担い手を探せ!・・売り手の側からみた消費ではなく、消費者の側からみた消費)です

いままで消費者の側のキーワードを探ることで消費者像を整理してきたが、消費者の行動・意識の変化をもう少し検討してみよう。

 まず、昭和60年ごろのことであるが、井原哲夫慶応大学教授がよく講演等で発言されていた「『あなた、いいもの着てるわね!』の持つ意味の変化」が、今まさに現実化したということであろう。

 かつては「いいもの」とは「質・素材の良さ、価格の高さ」を意味していたのに対し、今では「センスの良さ(着こなし・見た目の良さ)」を意味するようになったことである。具体的には、絹100%とか総桧造りといったものを評価することから3,000円の腕時計とか中国・東南アジア製の○○○といったものでもセンスよく身につけていることが評価されることになったのである。
タグ:消費 商売
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