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「ニーズパフォーマンス」 (消費はどうすれば活性化するか⑨) [感覚的消費論]

これは、平成13年(2001年)9月に書き下ろしたものです。。。。。少し古びていますが、参考までに。。 感覚的消費論:(消費の担い手を探せ!・・売り手の側からみた消費ではなく、消費者の側からみた消費)です

第三に、物を買うことへのこだわりが、単なる「コスト・パフォーマンスの追求」から「ニーズ・パフォーマンスの満足」へと変わってきているのではないかと思われることである。

買い求める財やサービスについては、「安い」とか「価格が割に合う」といったコスト・パフォーマンスを知らず知らずのうちに計算していたものが、今では、「自分の必要性に照らしたパフォーマンスはどうか」というような判断を行っているのである。
 例えば、100円ショップが流行るのも、その商品の価値が自分の必要性に対して割に合うかどうか、「この程度のものなら100円でいい」という判断がなされているからであろうし、他方で、ゴルフクラブとか釣り竿であれば、平気で高いものを買い求める。高額であっても自分が必要とする高い満足が得られるであろうという判断が働いているからであろう。ニーズに合うものは高くても買うということであり、必ずしも「低価格だから買うということ」ではない。

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