SSブログ

命へ繋がるビジネスが生き延びると言う法則(不景気に生き残るビジネスとは) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

オバマ大統領の宣誓式の日に皆さんは何をお考えになりましたか?
小生は、大統領専用車のことが気になりました。
未曾有の大不況で、かのGMもフォードも壊滅的な打撃を受けていますね。でも、あの大統領専用車はGMが技術の粋(すい)を結集させて大統領の命を守るべく作ったもののようです。

世界の車販売トップのトヨタでもベンツでもフォルクスワーゲンでも本田でもなくGMなのです。
さすがアメリカと関心された方も多かったのではないでしょうか。

不景気・不況と言われるアメリカのビジネスには、よく見ると、断然(あるいは比較)優位の分野があります。
航空機・ロケット・医療技術・医薬品・化学・薬品・農業・食品・石油・金融・原子力・兵器・自動車などなどです。

もし、あなたがAUの携帯電話をお持ちであったなら、裏側をごらんください qualcomm(クウォルコム)と書いてありませんか?
あなたの車のカーナビにはGPSなどと言う言葉はありませんか?
デュポンと言う会社は何を作っているのでしょうか。。。。。。

それらのすべてが「戦場」とか「戦争」と言う言葉で括っていくと答えがわかります。
以前、NHKが「ベトナム戦争の失敗」とかと言う番組の中で、「それはアメリカ人がたくさん死んだことだ。アメリカ人が死ぬ戦争はしない」と言っていたのが非常に印象的でした。

産業革命の水平移動の結果、命との距離の遠いビジネスはどんどん他の国に移転していきましたが、戦争関連のビジネスはアメリカに残っているのではないでしょうか。。。。。(仮説に過ぎませんが)
フィーバー(大ヒット)したビジネスでも持続することはすごく難しいことです。

小生が金融の現場で見た限りでは、基本を大切にした(=結果から見れば生死に大きく影響を与える結果となる)ビジネスをオーソドックスに続けていらっしゃる企業が長寿命のようです。
「生きていくための必要性に答えるビジネス」が長続きするようです。

『必要は発明の母』と言われます。
必要とは、生きていくために合理的かどうかということではないでしょうか。
一時的に大ヒットするビジネスはたくさんありますが、定番商品を見ると生きていくための必要性が語れる商品・製品であるような気がします。

あなたがなさっているビジネス(お仕事)は、「命に繋がっていますか?」
不景気な時、売れ行きが鈍った時こそ、原点に帰って考えてみませんか?
世の中になくてもいいビジネスは、いつか寿命が来てしまいます。

最近の企業は「安全・安心」とよくおっしゃいますが、「命を守る」と言う風に聞こえてこないから不思議です。。。。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0