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張本選手に見る「ストイック経営」 [ビジネス成功への道標]

読売新聞の朝刊「時代の証言者」と言うコーナーをご存知ですか。。。。
今は、東映、巨人で活躍されたプロ野球選手の張本氏の自伝です 日曜日の朝の「喝(かつ)」のおじさんです

時代だから。。。。とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、貧しさは共通でも、「なにくそ!」と努力されて成功をつかまれた人のお話には感動してしまいます

①4歳の時に利き手の右手をやけどして、手術をしたものの右手の指が内側に曲がったままであったこと
②その事実は、引退するまで隠しとおしたこと
③被爆をし、閃光の瞬間、お母さんがおねえさんと張本選手の上に覆いかぶさってくれたものの姉を失ったこと(自らも被爆者であること)
④6畳一間のトタン屋根の家で家族が暮らしていたこと
⑤右手でうまく投げられないことから、6年生の時に左投げに転向したこと
⑥地元の野球の名門である広島商、広陵高に落ち、地元の高校に進むものの、プロ野球選手になりたいとの思いから大阪の浪華商に転向したこと
⑦高校三年のとき、中日から600万円でスカウトされたにもかかわらず、「ただ東京に行きたい一心」で200万円の東映に決めてしまったこと
(高校時代、月給23,000円のお兄さんが10,000円の仕送りをしていたそうですから、どちらもすごい金額です)
⑧契約金200万円のうち100万円で広島に家を建てたこと
⑨コーチに「松木謙治郎」さんに厳しく指導されたこと
⑩ホームランバッターではなく中距離打者として歩むことになったこと
⑪強肩俊足の外野手であったのに、水原監督からは、9回の守備についてから代えられ恥ずかしかったこと ただ、勝負の厳しさと納得して行ったこと
等々、貧しい中から努力で今の実績があることを語っておられます

氏は
「プロ野球選手がうまくなるには、
1.努力
2.自己管理
3.よい指導者に出会うかどうか」
と言うことのようです

まだ連載中ですが、読んでいて、一番感銘したのは、ルーキーイヤーの年のこと
「悔しかったのは2割7分9厘で迎えたシーズン最終日のダブルヘッダーです。前日は雨。「明日も休みだ」と思って、合宿所で先輩たちと、どんちゃん騒ぎをしました。明け方の5時ごろ、トイレに行くと、もう晴れていました。びっくりです。
 試合はうつらうつらの状態で、散々。結局、第1試合は4打数無安打、2試合目も2打数無安打で、打率を2割7分5厘まで落としました。自分では2割8分あったら、高校出のルーキーでは合格点と思っていましたから、悔しかったですね。
 私は、その失敗から、自分を疑うことができるようになりました。誰が雨と決めたんでしょうか。自分で勝手に思いこんでいるだけなんです。それからは、大人になってからも「今日はビール小瓶でやめておこう」と、ブレーキをかけられるようになりました。それが今思うと、成功の秘訣の一つだったのかなと思います。」

「成功した企業トップの15か条」のなかの「ストイック」を具体的に示唆する言葉ではないかと思います
少しページバックしてご笑読ください

http://beniha.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300306038-1

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