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ドトール:鳥羽社長にみるストイック経営(日経「私の履歴書」より) [ビジネス成功への道標]

日経新聞の読者の方の毎日の楽しみの一つは「私の履歴書」ではないでしょうか
今月は、ドトールコーヒー名誉会長の履歴書です

今日(09年2月15日)の日経新聞朝刊から少し引用してみましょう

[本]
「日本で飲食業のコンサルタントとしては一流とされていた方がいた。当社の社員が非常にその方にかわいがられており、その人がコンサルティングする店のコーヒーの取引を紹介してくれた。中には成功しない店もあった。もっとも企業がサイドビジネスとしてやる分には失敗しても店を閉じるだけで済む。

 しかしある時、ご主人を亡くした一人の女性が、その保険金でその後の生計を立てたいと考え、そのコンサルタントの指導の下、東京・溜池で喫茶店を開業することになった。私もオープン時に見に行った瞬間、これはうまくいかないと感じた。案の定、その店はうまくいかず、いつしか資金も底を突き、その方はノイローゼに陥ってしまった。

 しかしコンサルタントは何も手を打たず、そればかりか、今でも高価だが、当時はそれこそ超高級の外車であった白いジャガーを乗り回し、自分の愛人に店をやらせていた。私はそれを知って大変義憤を感じ「この人は生き血を吸う吸血鬼だ」と思った。そのコンサルタントには十分なお礼をし「これからは得意先を紹介して頂かなくても結構です」と話した。」

[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

とのことです
倒産企業や業績の悪い企業あるいは企業の寿命は、実はよくわかるものです それは、私が言うまでもないことですが、経営姿勢とか経営振りとかが語ってくれます

私がこのブログをはじめたのは、そういうことを皆さんに伝えたかったからです
成功した企業が次代に継承されていく時に、おせっかいを焼きたいからです

さて、ドトールの皆さんは、いかがお思いなのでしょうか
私が常々申し上げている、この「成功した企業トップの15か条」に鳥羽会長もきっと当てはまるのではないでしょうか。。。。

①『情熱家』であること
②『こだわり』を持っていること
③『せっかち』であること

④『マーケットの向こう側から見る』(現場主義)こと
⑤『負けず嫌い』であること
⑥『教育』の大切さを知っていること

⑦『自らがやる』こと
⑧『細かい』こと
⑨『くどい』こと

⑩『声が大きくおしゃべり』なこと
⑪『ケチ』であること
⑫『工夫屋』です

⑬『貪欲』です
⑭『好奇心』旺盛です
⑮『ストイック』です

[本]http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-08-24

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コメント 2

ohe

いつの時代も現場主義だと思います。
by ohe (2009-02-27 00:34) 

beni_ha


コメントへの返信が遅くなり申し訳ありません。

「現場に強い」というのが「経営」にはとても重要だと思います。

●モノづくりの現場
●モノうりの現場

●人つかいの現場
●財務管理の現場

等々、いろいろな現場があると思います。

ただ、人の能力には「得手不得手」も必ずついて回りますので、傍らに番頭さん的な人材を置き「現場管理」「経営管理」の補完をすることも必要だと思います。



by beni_ha (2017-08-29 21:27) 

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