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手漕ぎボートの理論 (ボートを漕いだらリーダーシップがわかる) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

皆さんは、ボートを漕いだことがありますか。。。。

漕いだことのない人も漕いだことのある人もボートを漕ぐ時のことを思い浮かべてください。

一人でボートを漕ぐ時は、自らがリーダーであり、漕ぎ手です。
しかも後ろ向きに進むので、遠い先のほうの障害物やコースも頭に入れておかないといけません。
右手が強い人が漕ぐと、ボートは右に回ってしまいます。
左手が強い人が漕ぐと、ボートは左に回ってしまいます。
左右のバランスをとりながら、後ろに漕いでいかないとボートは前に進みません。

二人でボートを漕ぐ時は、どちらかがリーダーで、二人とも漕ぎ手です。
遠慮していたら、ボートの進む方向が定まりません。
二人ともが、我をはって、進む方向を譲らなかったら、ボートの進む方向は定まりません。
しかも、呼吸が合わないのですから、前にも進みません。

二人だと、左右に並んで進むのか、前後に並んで進むのかと言うのも大きなテーマです。
左右に並べば、左右の力の入れ具合も重要です(恋人同士なら楽しいに違いありませんが)
前後だと、どちらが前に座るのかとかの問題も生じるでしょうね。
たぶん、どちらかリーダーが必要です。そしてもう一人の人はリーダーへの協力が必要です。

三人だとどうでしょう?
左右に二人+一人なのか。
縦に三人なのか。
座り方に工夫も必要ですが、
三人のなかで誰が方向を決めるのか?誰が前を見るのか?誰が漕ぐ力を指示するのか?
などなどの問題が生じます。
たぶん、誰かがリーダーになり、残りの二人は協力をしないといけません。
あるいは、役割を決めて三人の力が最高になるようにしないといけないですね。

では、二隻の舟を並べて漕いだらいかがでしょうか?
それぞれのボートでは、一隻の時と同じことが発生します。
でも、二隻を同じ方向に進めるためのリーダーが必要です。

では、三隻ならいかがでしょうか?
7隻ならいかがでしょうか?10隻ならいかがでしょうか?
もっと大きかったらいかがでしょうか?

舟の数が増えてくると艦隊になります。
一団の舟が同じ方向に進むには、それぞれの舟の中でリーダー(小隊長)ができ、そして艦隊をまとめるリーダー(艦隊長)が必要になりますね。

艦隊が複数並んで前に進むなら、それぞれの船で同じことが生じて、それぞれの艦隊でも同じことが起きてきますね。
こういうのを連合艦隊というのでしょうか。

こんな光景をどこかでご覧になりませんでしたか。。。。。

部下の方とか上司に「リーダーシップを!」と言う方が多いのですが、あるいはそういう研修も花盛りですが、実はすごく簡単なことだったのです。
口で言えばの話ですが。。。。。。

そういえば、辞書を見たら
リーダーシップ【leadership】 指導者としての地位・任務。指導権。2 指導者としての素質・能力。統率力。
と書いてありました。
舟の話だったのかも知れませんね。。。。。


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