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エコと言う名前の経費節減 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

ある有名企業の友人がぼやいていました
「とうとうわが社も、経費節減の徹底の社内文書が出た しかも、収益向上とかコスト削減とか節約とか企業として当然の切り口で「経費節減」を行なおう!と言う檄文ではなく、エコ・地球環境保護の観点からの経費節減・節約というストーリーなのですよ」と。。。。

この話しを聞き「さすが」とか「なるほど」と妙に感動してしまうのは小生だけでしょうか
「会社の業績が悪化してる(儲かっていない)のでコスト(経費)を切り詰めてくれ」というと会社の中の雰囲気も暗くなるので、優しく今風に言葉を選んでかつオブラートに包んでさりげなく経費節減をなさるのだなぁ と感心してしまいました

かなり業暦の古い会社なので、歴史的に、経費削減とかコスト意識という言葉は「言わずもがな」の経営テーマ・企業風土として育まれているのものと想像しますが、「更なる経費節減」を言い出しにくいのでマイルドに伝えていくと言うことなのでしょうね
また、いたづらに危機意識を煽るのもいかがなものかと言うご配慮もあるのでしょうね

ただ、その会社の経費節減策の具体的な内容を聞けば、どこの企業でも言われなくてもやっているレベルのことでした 経営陣の方々のお顔もよく存じ上げているので少し苦笑してしまいました

業績が悪いから経費削減を行なうと考えるよりも、「改善」とか「もったいない」とか「コストをチェックすることで品質のいいものを安く」というビジネスとして当たり前の企業文化をつくることをこの機会に是非とも醸成・定着されることを祈念します


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