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焼き物の町で考えたこと(。。。。お茶碗はいつ買い換えますか。。。) [感覚的消費論]

とある焼き物の町の勉強会に呼ばれたことがあるのです
そのとき、「焼き物の町振興策」を聞かれましたので、思いつくままこんなことを話してしまいました

自分の身の回りを思い浮かべながら、現状分析をしてみました
①家には、お茶碗とかがいっぱいあって、新しいものは要らない
②古くなったお茶わんも、いろいろ考えると捨てにくい
③新しく買うのなら、正直に言うと、「和物」ではなく、無印良品の定番品か、外国のものを買うことが多い
④日本のお茶碗は、実用面だけを考えたら、100円ショップで売っているものと区別がつかない
⑤食器や茶碗を割った時は悔しい
⑥ストレスがたまると、思いっきりお茶碗やお皿を投げつけてみたくなる
⑦お茶碗のかけらの再利用はできないのかと思う

会場は、焼き物センターであったこともあり、確かにお茶碗の破片を再生する技術・商品を開発中でした

そこでこんな提案をしてみました

1.焼き物神社を作ってください
2.そこでは、家庭で不要になったお茶碗を奉納できるようにしてください
3.奉納の仕方は、
  ①「投げつけ岩」を設置すること
  ・・・・・思いっきり投げつけてもいい場所
  ②可能ならお賽銭またはお金を添えること
  ③持ってきたお茶碗のかわりにこの町で食器を買って帰ること
  ・・・・・「うそかえ神事」のようなもの
4.町では、奉納されたお茶碗等々の再利用を考えること
 たとえば、
  ①粉砕して、セメントと混ぜて、ブロックやタイルを作ったり、壁材、玉砂利等として利用する
  ②粉砕して、再度食器化する(焼き物粘土のかわりに利用する)
  ③ボランティアとして、日本全国あるいは世界中に配る

このメリットは
①売りに行くのではなく、買いに来てもらえる
②家庭の廃物の有効活用ができる
③家庭の食器が減ることから新しいものを買いたいという圧力が生まれる
④エコに繋がる
⑤ストレス発散のゲームパークとなる
⑥焼き物を買い換えさせるチャンスとなる

などでしょうか。。。。。言い換えれば、
①不景気になればなるほど節約指向が高まります
②「あるのに、使えるのに買う」と言うことには消極的になってしまいます
③「ないから買う」という思考をアピールさせないといけません
④「捨てるのではない!」と消費者に思ってもらうことが大切です
これらのハードルを越える工夫もしないと今までのようには売れないのではないかと思います
と提案した次第です

[本]鷽替え神事
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/saiji/usokae.htm

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