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生活費はいくらですか?①(意外と知らない生活費) [感覚的消費論]

皆さんがサラリーマンであれ、事業主であれ、生活していくにはお金が必要です
しっかり者の皆様は、そんなことは言われなくても。。。。。とお叱りをいただくかもしれませんが
サラリーマン100人くらいを集めた勉強会で「あなたの生活費は1年にどのくらいですか?」と尋ねたところ、ご存知の方(自信を持って即答できる方)はほとんどいなかったようです

経済学の教科書では、「可処分所得」などと難しく語られていますが、これが生活費をあらわしているわけでもないですね

可処分所得=課税前の家計収入から、支出が義務付けられている税金と社会保険料を差し引いた残りの所得
      =所得(収入)-税金-社会保険料

税金 =所得税+住民税+固定資産税+自動車税 等
社会保険料=健康保険+年金+介護保険料

と言うことで生活に使えるお金あるいは自由に使えるお金が語られることがあります。。。。
しかし、実際に生活していくうえでは、「生活費」というのはなかなかわかりにくいものです

生活費を平たく言えば
総収入(所得) - 貯蓄(一年間の預入額-解約額-借入金) = 生活費
なのです
理屈はいりません
源泉徴収表や税務申告書の所得・収入欄の合計から一年間で貯まった貯蓄(貯金)を引いたものが生活費です

所得(収入)=給与収入+地代・家賃収入+預金利息+株式等配当+不動産・動産・有価証券等売却代金+補助金 等
貯蓄=預入額-解約・払出額-借入金
と考えましょう

もし、
A:貯蓄額が0円であれば、収入(所得)=生活費
B:貯蓄額がプラス(1円以上)であれば、所得(収入)で生活が賄えた(まかなえた)
C:貯蓄額がマイナス(-)であれば、所得(収入)以上の生活費がかかった
と言うことです

ただ、Cのケースの場合は、
①借金をする(借金をした・貯金を解約した)
②支払いを踏み倒す(延ばしてもらう)
と言うようなことが起きてしまいます

実は、自宅の生活費を考えることが、ビジネス(企業経営)の上での経費節減対策やマーケッティングに繋がるかもしれないのです

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(続きは次回。。。。。)
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