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「男60歳」は年寄りなのか若いのか。。。。(男が年寄りになる日) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

男性が「年寄りになる日」があります。
それは、お孫さんができた時ではないかと思います。
どんなに若作りの方でも、お孫さんの前では、自分のことを「おじいちゃん」と呼ばれる方が多いようです。こうなるとやはり、一気に老けてきます。

それはさておき、ビジネスマンはいつから年が寄るのか。。。。。
まず、中小企業の(特にオーナー)社長は、60歳なら、まだバリバリ真っ盛りです
ゴルフのドライバーもはるかに飛びますし、知的好奇心も盛んです。

ところがサラリーマンの場合は、「定年が60歳」という意識が高いせいか、急速に老化していかれるようです
特に中途半端に高いポストにある人は、そういう発言が目立つようです

サラリーマンの定年は、ある時、55歳から60歳まで5年ほど延びたようですが、実は、寿命は、10歳以上延びたのかもしれません。80歳まで元気で生きることを考えたら60歳というのはまだまだ若者です。

こういう人が経営幹部にいると組織の気力がよどんでしまうようです
①若い人でなければ。。。。。。
②50歳を過ぎたおじさんには、新しいことへの意欲がなくこんな仕事は無理。。。
③私がそこまでしなくても。。。。
等の発言が聞かれだしたら組織は最悪です。

社内を見渡せば、こういった「自分を年寄り視」するおじさん幹部です。

中には、メールの見方もわからなかったりする方も多いようです。
「俺だってメールくらいは見るよ」とおっしゃる方も多いですが、
「メール送りましたから・・・・・」と言わないと見ない人も中にはいらっしゃるのが実情です。

アドレス帳や名刺にメールアドレスが書いてある以上は、「電話と同じようにチェックする癖をつけていただきたい」ものです。

実は、50歳を過ぎても、いわゆるヒラ社員はのびのびと仕事をされていらっしゃる方が多いようです。
特に、基本・基礎ができている方が多いので、
①「あなたが必要だ!」という仲間意識
②「頼りにしている」という期待感
を明確にしていけば、有力な戦力になります。

年寄りサラリーマンに問題があるとするなら、
自らが「自分は年寄りだ」と思ってしまうこと
周囲が「年寄りは仕事ができない!」と決め付けてしまうこと
組織的な研修をしないこと
上司が口やかましく言わないこと(「言っても無駄」と決め付けていることも多いようです)
「楽をして暮らしたい」という意識を許してしまうこと
が主因ではないでしょうか。。。。。

年寄りサラリーマンの方へ
①人生には卒業はないと考えましょう
②「自分は年寄りだから・・・・」とおっしゃるのなら早く退職しましょう
③「亀の甲より年の功」は大切ですが、「年の功」を今の時代に生かしましょう

年寄りサラリーマンを部下に持つ方へ
①人生の先輩であることに敬意を払いましょう
②家に帰れば家族もいらっしゃるということを踏まえて、人間としての尊厳を否定することのないようにしましょう
③ストロングポイントを最大活用しましょう
④「亀の甲より年の功」という言葉もあります。少しは「年の功(経験)」も尊重してください

あなたがプロ野球の監督だとします、
A選手:40歳、昨年の実績は打率3割
B選手:24歳、昨年の実績は打率3割
ポジションが同じなら、どちらの選手を使いますか。。。。。。

人生は80歳と考えたら、戦力は上手に使いませんか。。。。。



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タグ:年寄り 定年
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