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地下鉄に見る「見える化」(ボディーカラーはなぜ決まった) [裏づけのない経営学]

東京の地下鉄はビジネス手法の宝庫かも知れません
ときどき「なぜ」と考えてみませんか。。。。。。

「地下鉄」(ただ今モグラ族1000万:毎日新聞 社会部編)という本があります
この本は、毎日新聞東京版に「メトロTokyo50」と題して、「昭和52年11月1日から翌53年4月29日まで、111回にわたって連載した長期企画がベース」になっているそうですから、ちょうど30年くらい前にかかれたものです

[本]さて、少し文中から引用してみましょう
『路線はライン・カラーで識別を』という話です
「・・・地下鉄網がこれだけ広がり、複雑に絡み合うと、案内板で見分けがつかなくなる そこで考え出されたのは、各線を色分けするライン・カラー作戦だ。地下鉄は色で覚えよう。47年に都市交通審議会が答申した地下鉄整備計画の13路線五百数十キロのうち、都市計画決定されていない二路線を除く11路線について、営団と都の間で別表(略)のようなカラーを使用する旨の覚書が交換されている。」とのことです。

色による識別法は、誰がお考えになったことなのかわかりませんが、電車に乗るたびに「さすが」と思う次第です 丸の内線が赤いのも、東西線が青いのもメトロと都とJRの決めごとだそうです

街の中には経営のヒントはかなりあります
いわゆる「見える化」は病院などでも使われていますね
床に、カラフルなラインが引かれているところもあります 案内のかわりに、そこには「赤いライン」に沿って歩いていってください。。。。。的な使われ方です

病院で点滴を間違えたとか、手術する患者さんを間違えた(とんでもないことですが)と聞くたびに、この「見える化」を思い起こしてしまいます
たとえば、ベッドの名札の色には「虹色の七色(レインボーカラー)」を順番に使ったらいかがでしょうか 点滴の容器もその名札の色とあわせておく等々の対応を行なうのです

もっともっと上手に色を使ったらいいと思うのですが。。。。。
「選挙のポスター」や「銀行やサラ金や自動車ディーラー」の看板の色もチェックしてみてください。。。。 


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