SSブログ

銀行員の給料はなぜ高い(と言われている)のか。。。。 [銀行(員)と付き合う法]

おそらく平均的な銀行員の給料は、同じような年齢層のサラリーマンと比べると高い(高給な)のかもしれません
ここで、おそらくというのは、
①ほかの企業と正確に比べたデータがないこと
②交際費・接待等々まで考えるとどうなのかわからない
ということがあります

小生が知る限りでは、銀行員はかなりストイックな仕事です
最近、生保・損保・証券業界でも「コンプライアンス」ということでルールが厳しくなっているようですが、銀行員のレベルから比べれば20年くらい遅れているというのが実態です

お客さんの見る目も、銀行の行員と保険・証券の社員の方では、知らず知らずのうちに区別をなさっているのではないでしょうか。。。。。
おそらく会話の種類もアフター5での付き合いもかなり違うのではないでしょうか

小生が見る限りでは、一般行員の給料は少し高いかな・・・ということがあります
以前は、銀行員の仕事は「1円でも合わなければ帰宅できない」という言葉に代表されるように残業の多い職場の典型でした
今では、機械化が進展したこともあり、5時になれば帰社するのが当然という文化も定着しつつあります

しかし、銀行員にはどのビジネスよりも強く要求されていることがあります
それは「守秘義務」です

「銀行員は堅い」といわれる理由は
お金に細かい
情報は漏らさない
という仕事上の要請から来るものがそうさせるのでしょう

たとえば、営業場に「10円」が落ちていたとしたら
皆さんの会社では、「これは私のです」といって財布に戻せばだれも何もおっしゃらないのではないでしょうか
銀行では、お金が商品ですし、だれの所有物なのか名前が書いてある「10円玉」はありません
・・・・・・敢えて言えば「日本国」と書いてはありますが。。。。。

もし、皆さまからお預かりした預金が、1円少なかったら、みなさんはどう思われますか?
「1円くらい、いいよ!まけておくよ」などとおっしゃる方は一人もいらっしゃいません

お金に細かくなるのも当然です

もし、銀行員の給料が低くて、残業もなくアフター5に時間がいっぱいあったのなら
中には、夜の商売で働く方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。。。

「夜の商売」と敢えて言いましたが、いわゆる「お酒」の絡む仕事です
その席で、「実は、あの会社は、財務内容が悪い」「儲かっていない」「あの人は預金をいっぱい持っている」などとうっかりしゃべろうものなら大変なことになります

従来より、守秘義務を高く求められる仕事としては、
医者
弁護士
公務員
銀行員
というのが典型的でした

お医者さんや弁護士さんは、法律で国家資格が求められていますし、また社会的なステータスも高くなっているようです
公務員(お役人)の方は、やはり、相対的に地位が安定しています
(関係ないですが。。。勲章をもらわれる公務員の方はすごく多いようです)
銀行員はどうでしょうか・・・・・

ただ、銀行に就職が決まると「いいとこに決まったね」と一族・知人・友人から評価されるのも銀行員なのです

※大変失礼な話ですが、しかも昔の話ですが。。。。
「●●さんにもこの保険に入っていただきました」とか「○○さんは、糖尿なので保険には入れなかった。。。」などと、あちこちでおっしゃっていた保険のおばさんが懐かしくもあります
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0