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銀行員の犯罪 (「業務外とはいえ元行員が事件を起こしたことは誠に遺憾」とは。。。。) [銀行(員)と付き合う法]

銀行員が犯罪を起こすとその金額が大きいですね
もっとも、大きいものだけ報道されているということも言えますが。。。。。。

また、巨額の詐欺話が発生したようです
この報道を見て思うのは
こういう「うまい話」に乗る人も相変わらず多い
被害者の中には、同行の現役行員やOBも含まれている
懲戒解雇となっているにもかかわらず、銀行側は「業務外とはいえ元行員が事件を起こしたことは誠に遺憾」とコメントしている
ということです

まず①についてですが、
「よく考えれば、こんなにうまい話はあるはずはない」
とか
「リターンが高いものは、リスクが高い」
と考えるのが常識ではないかと思います

②についてですが、
自行の行員やOBも含まれているということは言語同断です
組織としてどうなっているのでしょうか。。。。。。
「細かい」のが銀行員の特徴のはずです

③についてですが、
「業務外とはいえ元行員」という表現は不思議です
詐欺行為があった当時は歴とした行員です
まして「業務外」というのは銀行側の目線であり、顧客目線なら関係のない話です
おそらく「○○銀行の行員」というラベルは信用を倍加させたはずです

もし、銀行側に損害賠償義務が発生したとしたら、どなたが責任をおとりになるのでしょうか。。。
銀行の損失を問題にしないといけないのは
皆さまからお預かりした大切なお金から生み出した利益を犠牲にしなければいけないということです

かつて、
①何人かの女性行員が男性に多額のお金を貢いだことがありました
 なかには、「歯医者に行ってくる」と言って、仕事を抜け出したケースもありました

預金の移動はその日にわかります
 大口の資金移動には注意を払っています

②かつて、いくつかの地方自治体の預金が解約され横領されたケースが何度かあります
 自治体の預金が大きく解約されると、一般的にはおかしいのではないか!と思うのが普通の銀行員です

快適な職場のノウハウ・ハウツーを論じる人が多いのですが
こういう事件が起こるとうんざり・げんなりしてしまうのも心情です

銀行は「仕組み」と「組織力」で仕事が行われています
ですから
気が利くことはあっても、個人プレーはないものです
「細かい」とか「口やかましい」という言葉が銀行から消えたら、信頼や信用は一気に崩れて行きます
「一人一人には権限がない」ということも踏まえておいてください
「担当が長くなったら、変える」というのも当然求められることです



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