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決算報告を銀行にしてください (そして銀行にアドバイスを必ず求めてください) [銀行(員)と付き合う法]

今は、3月決算会社の決算説明に銀行を訪問される方も多いのではないかと思います。

この一年間の成績の報告です。
せっかくの機会ですから、銀行にアドバイスとコメントを求めてください

取引銀行への説明を駆け足でなさる企業
質問があれば後でしてくださいと好意的におっしゃる企業
も大変多いようですが、
これはせっかくの機会なのにもったいないことです。

銀行は、お金も貸してくれますが、知恵も貸してくれます。
決算説明の時に何も質問がないような銀行は、あとからもたいした質問はしてきません。
コンピュータで分析する時に必要なことを聞いてくるだけです。

決算説明の時には、
①必ず社長が同行されること
②説明はどなたがなさっても可
③NO2の方、営業担当の方、後継者の方も同席できればよりよいですね

④前期との比較表を作成しておくこと
・・・・・昨年より良かったこと、悪かったことを明確にしておくこと
⑤今期の方針を明確にしておくこと
⑥今期の資金計画を明確にしておくこと

⑦所要時間を1時間もらっておくこと
です。

銀行にとっては、1企業のことですが、あなたの企業にとっては、社業の命運を握るコンサルタントです
銀行から借入をしてるかどうかなんかは関係ありません。
銀行こそ最良のホームドクターです。
銀行員の対応ぶりや顔色や診断結果次第で次のステップへ進まれることも得策です

お金に困ったときだけ銀行に頼るような取引はもったいないことです
銀行員はサラリーマンで転勤も多いので親身になってアドバイスをしてくれる人は少ないかもしれませんが
こういうタイミングは、銀行の良しあしを見極めるチャンスです。

銀行は慈善事業ではありません しかし間違いなくあなたの会社の経営のパートナーです


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