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紀の国和歌山への提言⑥ (「和歌山経済同友会」の提言から) [旅紀行・県民性の謎]

3.和歌山に生活する者自らが「おもしろ和歌山」の広報マンとなって「This is WAKAYAMA」のPRに努め、「和歌山は何かおもしろいらしい」をキーワードに、全国の衆目を集めることすなわち「和歌山へのラブコール」を集めることが必要である。
   
 地元に生活する者自ら地元を否定するような発言をする限り、域外の生活者からは支援の手は差し伸べられない。

和歌山が自然環境・歴史・モノづくり・農水産物・観光・温泉等々豊かさを存分に享受できる素材に恵まれているのなら、和歌山に生活する者自らが進んで利・活用することすなわち『地産地消』することで「和歌山の優位性」を県の内外にプレゼンスする必要がある。

和歌山では、TV・ラジオなどのマス媒体は「大阪」発の電波に乗ることが多い。そのせいか和歌山に生活する者自身大阪発の和歌山情報に触れていることが多い。
幸いにして、今まさに「高野・熊野」が世界遺産に登録されようとしており、わが和歌山についてはその存在を内外に知らしめるべく追い風が吹いている。この千載一遇のチャンスを生かし、和歌山に生活する者一人一人が和歌山の広報マンとなり「This is WAKAYAMA」を各地に伝え広めていくことを提案する。

全国各地は(いや世界中は)、地域活性化に向けて自らが宣伝の主役=広報マンを努めている。
和歌山に生活する者自身が広報マンにならなければ誰もその代りを担ってくれない。

和歌山の元気印の産業は、和歌山を生産・加工基地または企画基地として、大阪に、日本中に、世界中に情報を発信して業績を伸張させている。
よき先人に習い、和歌山に生活する者自らが一丸となって和歌山が産出するものすべてを域外に広報されたい。

和歌山経済同友会では、平成13年度より、会員自らが「高野熊野大使」シールにより県の内外に和歌山ネームを広めていく運動を展開している。こういった小さなことの積み重ねが和歌山『地産地消』に向けたアイデンティティを醸成していくものと考える。

和歌山で事業活動を行う企業には、地域との共生・地域貢献活動の一環として、諸々の『地産地消』運動に参画していただきたい。
行政によるサポートも当然必要であり、『地産地消』運動の企画・提案はもとより、広報機会の提供はもちろんのこと、資金的なサポートを期待したい。

※「高野熊野大使」シールは、「みかん」をデザインしたものと「くじら」をデザインしたものがありました
他県の飲食店での会話に大きな威力を発揮しました。
また、封筒の封緘紙としての役目も果たしてくれました。

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