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銀行員と転勤と夏休み・・・・あぶり出し [銀行(員)と付き合う法]

銀行員には
①1週間の連続休暇・・・・いわゆる夏休みです
②2~3年での担当替え
③2~5年サイクルでの転勤
というのがあります

多くの皆さんからは
休暇については、「いいなぁ!」「いい御身分で」と思われるかもしれないし
担当替えについては、「せっかくよくしてもらっているのに、もう代わるのですか」
転勤については、「もう代わっちゃうのですか?」「大変ですね」「今度はどこへ」「後任はどなたですか?」
と言ったお話が必ず出てきます

1週間の連続休暇については、途切れてはいけません
行員の福利厚生と言えば聞こえがいいのですが、実は「あぶり出し」です
転勤も担当替えも、実は、不正とか癒着とか放置したままの仕事の「あぶり出し」です

銀行員の方も、
①1週間の休暇が計画的に取れるようになりました
②実は、同じ会社の決算書を何度も見ていると飽きてきます
③どうせ転勤するのなら、人生設計を見据えながら変わっていきたいという思惑も出てきます


銀行員はサービス業ですが、押し売りではありません
企業などのお取引先のアシスタントであり、アドバイザーであり、パートナーであります
おそらく、こういった休暇や担当替や転勤はお取引先にメリットがあります
いわゆる「新しい目」で見てもらえるからです

銀行も企業ですから、担当が変わったからと言って基本的な取引方針は変わりません
また、休暇も転勤も担当替えの一環です
中には、レベルの低いあるいは相性の悪い担当者に代わることもあります
でも、少し待てば、また変わるのです
そして、担当一人で仕事をしているわけではありません
担当⇒課長⇒副支店長⇒支店長⇒本部 というラインで、お取引先を担当しています
ご心配なく。。。。。

さてさて選挙です
今年は、「あぶり出し」元年です
どこの政党がどういいのかよくわかりませんが
昔からの著名な政治家が優秀だったかどうかもよくわかりません
担当を変えてもらって、いろいろなことを「あぶり出してもらう」のもいいものです
組織で仕事をしている人々が多いですから、基本的には大きく変わりません

今度の選挙では、特に大物議員の皆さんが、選挙区に張り付いて、バタバタしておられるようです
あたかも、できの悪い銀行員が、担当替えの直前に、
①隠していた不正を包み隠したり
②まだ担当させてもらったら、「御社はもっと良くなりますよ もっといい数字を挙げられますよ」と請願して
いるようなものです

中には、
①本当に倒産の危機から救ってくれた担当者がいたり
②適切なアドバイスで企業を発展させてくれた担当者がいたり
します

ただ、そういうことも、その効果はすぐには出ません
長い目でいい担当者、いい銀行を選びたいものです

今、不況だとか大変だとか言われていますが、まだ倒産するほどではありません
街ゆく人やTVの報道ぶりを見ているとまだまだ生活に余裕があります

今こそ、担当者を変えて、仕事のやり方や考え方や仕組みの、長所・短所をあぶり出してみたくなったのは小生だけでしょうか。。。。。
一時的には混乱するかもしれませんが、
銀行の担当が変わると
①評価が上がる会社も多いです
②粉飾や将来性を見極めるきっかけになります

正直にいえば、マスコミに登場する人たちをそっくり総とっかえするのもいいかもしれません
彼らは、体制や環境の変化こそ美味しい仕事のネタです

暑い夏もクーラーの中でスーツを着こなして報道している皆さんです
温室の中で育てられた綺麗な花のようです。。。。。


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