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衆議院選挙の結果は、企業経営を見直すヒントです [少し政治的な話を。。。。]

「私を助けてください!」
これは、自民党の閣僚経験者が、今回の選挙運動終盤に枯れた声で精一杯叫んだ言葉です
演説の一部始終を聞いたわけではないのですが、この言葉は禁句です
・・・・・「私を助ける」というのは意味不明な言葉です

政治家が有権者を助けるのならまだしも、その逆はどういうことを意味するのでしょう
選挙のときだけ頭を下げるという典型的な言葉の一つです

この候補者は、小選挙区で落選、比例区で復活当選されました

今回の衆議院選挙は、自民党が大きく議員数を減らし、民主党の躍進という結果になりました
そうそう、公明党は、主要幹部の落選という結果になってしまいました

今回の選挙の結果を皆さんの企業経営に準えてみませんか。。。。。
そうです
「ひと、もの、かね」そして「今まで何をやってきて(やってこなくて)」「これから何をするのか」 というポイントをチェックしてみませんか

1.「ひと」は人材です
2.「もの」は商品・製品です
3.「かね」は「儲け」であり「豊かさ」です
4.「何をやってきたか」とはまさしく政策であり、経営方針を実行した結果です
5.「これから何をするのか」とは、これからの政策であり、経営方針でなにをするかということです よく言われる「マニフェスト」ということでしょう

選挙の結果を見ながら、自社の経営ぶりをチェックしてみると、まさしく最高の教科書です
政治好きの方なら、企業経営から政治の状況を占うのも楽しいものです

選挙に落ちた方は、「私の不徳の致すところです」とよくおっしゃいます
・サルは木から落ちてもサル
・政治家は選挙に落ちたらただの人
とよく言われます
では、企業人はいかがでしょうか
・企業は倒産すると「借金まみれ」になります

政治家なら、次の選挙での捲土重来を期して地道な活動をすることができます
企業家の再出発はなかなかうまくいきません

倒産に至るには、
①モノが売れなくなる
②儲けが出なくなる
③損をする
④お金が足りなくなる
という現象が相次いで起こります
原因は明確ですが、再起はなかなかです
売れるものがないといつまでも相手にされませんし、
売れるものがそうたやすくできるものでもありません

落選した政治家の事情はなかなかよくわかりません。。。。
「風」が吹いたりするのかもしれません
でも、有権者に支持されるという点は、企業が消費者から支持を受けるということと変わりはないかもしれません

企業経営に手を抜いた結果のときは、「私を助けてください」と企業が叫んでも、おそらく失った消費者の心は戻ってきません


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