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「質量保存の法則」と経済政策(内需拡大か外需依存か) [少し政治的な話を。。。。]

物理学や化学の話は詳しくありませんが、「質量保存の法則」とか「エネルギー保存の法則」というのがあったような気がします
一言でいえば、「形を変えても総量は変化しない!」ということでしょうか。。。。。

不景気の時の経済政策・経済対策には
①内需拡大(日本国内のお金と物の動きをよくすることで景気をよくしていくこと)
②外需新興(貿易等、海外と商売をすることで景気をよくしていく)
のどちらかがよく語られます

昭和60年代の日米構造協議では、自由化と内需拡大がテーマだったと思います
・・・・ついにはバブルとなってはじけてしまいましたが
太平洋戦争が終わって以来、外需に引っ張られる形で内需が活性化してきました

どちらがいいのか、はたまた、あざなえる縄のように、有機的に組み合わさったものかわよくわかりません
ただ、
1.内需拡大だけなら
①国債発行等々により借金が増えるだけです
・・・・需要が増えた分だけ借金が増えてしまい、プラス・マイナス=ゼロです
②鎖国でもしていれば別ですが、お金を回すための政策も外国からの輸入品で日本の資金は消えてしまいます
③機械化が進んだ日本では、機械以上の品質でないと雇用も生まれません

こう考えると、ポイントは
①機械でできないことを高品質ですること
②人の手よりも優れた機械を作る仕事をすること
③眠っている資金を活かすこと(たとえば、高齢者の預金は眠っていませんか?彼らにもっとお金を使っていただきましょう!)
です

2.外需を強化するのなら
①ライバルが増えました
・・・・皆さんの下着が、どこの国で作ったのかこだわらないのと同じように、世界中の人がこだわらないのです
②日本人ほど高品質を求めないかもしれません
・・・・インドの自動車は、バックミラーが片方しかないそうです

こう考えると、ポイントは
①世界中のどこの国よりも高品質のものを作ることです
②普通の品質なら、世界中のどこよりも安いものを作ることです
③日本でしかできないものを世界中に売ることです
④高コストの物を低品質で作っていませんか?

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