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今、トヨタは・・・・・人材育成か組織力の強化か [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、トヨタのディラーに行きました
定期点検のためです

終わった後で、運転席のフロアマットがないのです
正規のフロアマットが汚れるともったいないので、ホームセンターで買った安物のフロアマットを重ねていたのですが、助手席の方においてあります

どうしたのかと担当者に聞けば、「フロアマットが引っ掛かるといけないので、助手席においています」とのことです
請求書をよく見ると、「運転席の二重マットは危険です 助手席に移動しました」とも書いてあります
アメリカで大騒ぎになった後なので、「なるほど!」とも思いましたが、結局、運転席に戻しました

雨模様のときなど、あの高価なフロアマットが汚れるのも嫌なものです
本来なら、
①この高価なフロアマットがボロボロになってから買い直すか
②もとから安物のフロアマットで我慢するか
の選択が必要だったのでしょうが、一番最初に車を買った時以来、このフロアマットを使っています
……「下取りのときに綺麗な方がいいかな?」という下心もあったりします

でも、
①小生の車のアクセルペダルは、上側からつり下がったものであり、フロアマットはペダルに挟まるような構造ではありません
②アメリカの事故の実態はどうだったのでしょうか?・・・・アメリカ人も二重マットにしているのでしょうか?
そういうこともよくわからずに「二重マットは危ない」的な対応もいかがなものかと思います

もっとも、「二重マットにしている」小生も不思議と言えば不思議です
ある意味セコイのかもしれません
みなさんはいかがなものなのでしょうか

いったいトヨタの車はアメリカでは何が起きたのでしょうか
朝青龍がモンゴルで「暴行はしていない」と語ったように、別の国での話はよくわかりません

①海外(アメリカ)で何が起きているのか
②日本ではどうなのか
③アメリカと日本での違いはどうなのか
という説明をしないと、日本では戸惑うばかりです

豊田社長は、会見の中で、「ここ数年の(業容の)急拡大が人材育成のスピードを上回ってしまった」とリコール問題の一因として「人材育成」のことを指摘なさっています

トヨタほどの会社です、いわゆる「人材」はいくらでもいるはずです
少なくとも入社された時のポテンシャル(可能性)は他社の方よりも優れていたはずです

豊田社長の記者会見に対する小生の不満は
①アメリカでなにが起こり、日本ではどうなのか という説明がないこと
②「人材」のせいにしていること
です

人材は育つものです
人材という点が組織という線でながっていないといけません
そのためには
①組織としての仕組みができているかどうか
②もし、仕組みがあるとすれば、それがワークしているか常時チェックしているかどうか
③組織の中に「口やかましい」人がいるかどうか
が必要です

ディーラーの店内を見渡せば、
①最近のトヨタバッシングのせいなのか
②車が売れていないせいなのか
元気がありません(心なしか空気が淀み暗い感じです)

店内にはかなりお客様がいらっしゃいましたが、社員の皆さんの「目」がお客を見ていません

営業の担当者に
「最近、店長か、副店長か、あるいは口やかましい人が転勤したのではないか」
と尋ねたところ、担当者は、
「店長が変わりました」「それにしてもよくわかりましたね」
との回答でした
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