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鳩山首相とゼミナール内閣 [少し政治的な話を。。。。]

民主党政権ができて約半年。 待望された政権なのに今一つ評判がよくないようですね。

大学でゼミ(ゼミナール)を選考なさった方には何かお気づきのことはありませんか?

ゼミナール(ゼミ)は少人数の専門授業で、指導教官と学生との対話や学生と学生の間の討論がポイントです。

ゼミ学生の中には、
①まじめできちんと予習をしてきているタイプ
②天才肌で気の利い発言をするタイプ
③体育会系の雰囲気で、人望もあり、かつ押しが強いタイプ
④バイトが忙しく、あまり勉強しないタイプ
⑤お育ちがよく、現場感覚がなく、詳細に無頓着なタイプ
⑥実家が事業等をしていて、実利にすばしっこいタイプ
などなど、いろんな学生がいます。

ゼミの中で議論が始まると、
①多数説のA案
②少数説ながら学会・実務家の間での有力説のB案
③独自の見解のC案
などに整理されながら、多数決あるいは両論併記的に、結論よりも思考過程が大切とでもいうように終了します。

そして、試験とか論文の期限が来ると、バタバタと一夜漬けのものも中にはいます。

大学を卒業して実務の世界に入ると(仕事に就くと)、ゼミでの勉強が役に立たないような気がしてしまうことが時々あります。

実際には、ゼミの勉強は凄く役に立っているのですが、少数説が活きてくることが儘あります。
なぜかというと、
①現実的な解決である場合
②足下の善し悪しに加え、長期的な視点を意識した解決策である場合
③中庸である場合
④ある意味筋が通り、明快である場合
など、現実の問題解決につながり、関係者の納得を得られることが多いからです。

そういうビジネスの要求の中では、複数案を比べて優先順位をつけていたような人たちも、実務経験を重ねるとともに、現実的な対応(答えの出し方)に代わってきます。

鳩山内閣の評判を見聞きしていると、期待しているのにもかかわらず、大学のゼミのような雰囲気を感じてしまうこのごろというのが実感です。
現実的な解決(対応)と将来への展望や影響を欠いたゼミナール内閣とでも言いたくなることがあります。

(注) そういえば、小生は、ゼミにまじめに取り組んでなかったので、皆様のお叱りを受けそうです。
だからと言って、今までの自民党内閣回帰に期待しているわけでもありません。

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