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リーダーシップよりも組織力…上司の出世は部下の出世 [裏づけのない経営学]

新年度を迎え、新しいポストにお就きになった方々も多いことと思います。
まずはおめでとうございます。

たとえば、新しく課長になった方とかは、周りからあるいは自ら「リーダーシップを発揮するように」と鼓舞されていらっしゃるのではないでしょうか。

あるいは、「リーダーシップとは!」という研修をお受けになったりしているのではないかと思います。

肩に力が入りすぎていらっしゃる方に、そして戸惑ってらっしゃる方にアドバイスを。。。。。

1.芸術家とか職人の方のように、一人とか小人数で仕事をなさっている方には、「リーダーシップは不要」ということを念頭に置きましょう

2.どんなにリーダーシップを声高に念じている企業でも、さほどリーダーシップがなくても出世なさっています

3.オーナー企業の場合は、世襲が原則であり、リーダーシップを論じ出すとややこしくなります

では、どうあるべきか。。。

リーダーシップを磨くよりも、チーム力(組織力)の強化を考えましょう。

多くの企業は組織で動いています。
規模が大きくなればなるほどリーダーシップは不要です
なぜなら、
①番頭さん的役目をする人が必ずいる
②メンバーひとりひとりに向上心がある
③メンバーは「上司はいつかは代わり、やがて自分の番が来る」と理解している
④誰にも、長所と欠点があり、チームの中で補完すればいい
⑤理屈を考える前に、動きましょう

というのが基本です。

では、チームリーダーになった人はどうすればいいのでしょうか?
1.理念的には
①目標を明確にすること
②目標に対する進捗状況を把握しメンバーに明らかにすること
③メンバー各人の長所(ストロングポイント)と短所(ウィークポイント)を把握すること
④チーム全体の長所(ストロングポイント)と短所(ウィークポイント)を把握し、メンバーの組み合わせや分担によりチーム力を作ること
です。

2.日常の具体的な研修方法としては、
①チームで戦うスタイルの分析をすること
・・・・たとえば、
 ・プロ野球とかサッカーなどのスポーツ
 ・民主党、自民党などの政党
等々生きた教科書です。
②戦争などの戦いの映画を見ること
・・・・「常在戦場」という言葉があります。
 ・戦争映画は具体的な教科書です。
  たとえば黒澤監督の「七人の侍」なども面白いです。
  アメリカの戦争映画は最高の教科書です(注:部下にはあんなスーパーマンがいませんが)。

ただし、「上司の出世は部下の出世」ということも意識しておいてください



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