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「保険に入る」時に考えること [保険の話]

保険というは、なんとなくわかっているようでわかりにくいものです

こんな風に考えてみませんか
つまり、「人」「もの」「金」にまつわるリスクが発生した時の代償だと・・・

たとえば
人 ・・・「命」「病気」「けが」のリスク等
モノ・・・住宅・家財の火災や盗難、自動車事故、損害補償等
金 ・・・所得等
などのリスクへの備え及びリスク発生時の代償が保険だと考えてみましょう

そういうリスクに遭遇した時のことを思いやって保険をご検討されたらいかがでしょう

たとえば、
1.「生命保険」を考えるのなら
①死んだ時の自分自身のこと
②遺されたご遺族のこと
③お葬式代のこと
を思い浮かべてみてください

2.「医療保険」を考えるのなら
①病気になった自分自身のこと
…治療費は、パジャマとかの付帯費用はいくらぐらいかかるのでしょう
②付添の家族の費用はどうでしょう
…タクシー代とか
③健康保険の適用にならない部分はどうなっているのでしょうか

契約者が企業なのか個人であるのかで保険の必要性とか性格も変わってきます
企業なら税金や資金繰りや収益の状況などのことも考えなければいけません

以下は、個人のことで考えてみましょう
今はやりの医療保険を中心に少しコメントしてみましょう
お勤めの企業からの支援やご家族からの支援や財産の状況によっても異なりますが
ここでは、平易に考えてみましょう

生命保険なら
①葬式代をいくらにするか
②遺された遺族の数(いるかいないか)と自立の状況(所得があるのかないのか)
で決めればいいのです
したがって、独身時代はさほど生命保険は必要でもないでしょう
人生の卒業時期が近づいてきた晩年も、家族は十分自立されているでしょうからご家族に残す保険はあまり必要でもないでしょう

医療保険については
1.基本は
①入院
②手術
③通院
④けが
が切り口です
いろいろな特約の必要性を全部納得していたら保険料は高額なものになってしまいます

2.健康保険の適用の有無への備えも検討材料です
重粒子線治療などのようないわゆる「先進医療」については、厚生労働省は治療方法としては承認しているものの健康保険の適用のないものがあります
治療行為によっては300万円位になるものもあります

3.保障期間の長さも検討しておく必要があります
①高齢者ほど病気になりやすいものです
②高齢期に保障が切れていたら保険の役目は薄まってしまいます
③可能なら終身(一生)の保障が望ましいものです

4.保険料の変動のチェックも必要です
どんなに安い保険料の保険でも、歳を取るにつれ高くなるものもあります
元気なときには割高でも、所得の減る時期に高額にならないように保険料をチェックしておく必要があります

5.給付請求のしやすさの想定も行ってください
保険に入る時はお元気でも、
①病気になった時とか
②加入(契約)した時の担当の人がいなくなった時とか
のことも考えておいてください

「◎◎さんに世話になっているから」とか、「◇◇さんはいい人だから」というような属人的な事情にだけ頼っていると、いざということに困ってしまうことがあります
・・・・・・「給付は、保険会社に直接する」と割り切っておいた方がベターです

1.日本で販売されている医療保険は五十歩百歩です
2.保険は、健康でないと入りにくいものです
3.一般的に年齢が若い方が保険料が安いです
4.保険は契約的義務的貯蓄と呼ばれ、心理的には解約しにくいものです

まず、最低限の保障の保険に入り、その後で、実態に合わせながら、 ①保障の額  ②保障の内容 を検証していくこともできます

その時は、 ①加入口数を増やす ②特約を付加する
ということで対応できます

悩んだり、迷ったりしている内に体調を崩してしまったなんてこともよくあることです
リスクの代償として、優先順位を決めていくことも大切です

20代なら月額2,000円程度で医療保険に入れます
この時は負担が大きいようでも、この保険料は80歳のときも同じ2,000円程度の保険料のままという保険もあります(すなわち契約した時の保険料が変わらない)
こんなうらやましい保険の入り方をなさった方もいらっしゃるようです








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