SSブログ

若者が本当に考えていること・・・・・(新成人の抱負を見て) [鈍感日本人への警鐘]

昨日(11年1月11日)の朝刊各紙には、新成人の抱負のようなものが載っていました。

読売新聞(11年1月11日)では、
・・・堅実な将来設計を語る男女が目立った。選挙権を得て、政府には雇用状況の改善などを求める切実な声が相次いだ。

「就職できずにアルバイトをしているが、背広を買うお金もなく、今日は兄から借りたものを着てきた」
「収入を安定させるためにも、正社員として就職したい。政府には景気対策や若年層の就職支援をしてほしい」(ファストフード店アルバイト)

「一番の心配事は就職できるかどうか。景気を拡大し、雇用環境を改善してほしい」(私大生)

・・・・不安の裏返しなのか、安定を重視した“堅実派”の新成人も多く見られた。

「公務員などになって、安定した生活を送りたい。」(大学生)
「与えられた仕事の責任を果たし、定年まで同じ会社で働きたい」(高専生)
「地元市役所に勤めるのが夢。市民の生活をよくしたい」(大学生)

「党内対立が続く民主党政権にはがっかり」
「頻繁に首相が代わっていては、長期的な視点による政策も実現しないし、外国からも軽く見られてしまう」

「保育士になるという夢がかなった。仕事に慣れて、落ち着いたら結婚して自分の子供を育てたい」(短大生)

等々

日経新聞(11年1月11日)では、
・・・・・自らの将来が見通しにくい時代。

「景気が戻らなければさらに雇用が悪化するかも」(大学生)
「大人としての責任もある。文句ばかりでなく、自分が動いて変えないと」(大学生)
「実験に使う試薬の費用も削られ、成果が出るまで時間がかかる新技術を開発する気概がそがれる」(私大生)

「朝4時起きなのがつらいが、接客が好きで今の仕事を選んだ。将来は商品開発などにも携わりたい」
「税金が高いと感じるので、働く人を助けるような税制にしてくれる政党に票を入れたい」(牛丼店店長)

「一昨年と比べ、昨年はお歳暮の配達が少なかった」「給料も上がらずに困っている。景気が回復する政策を」
(運送会社勤務)

「自分のことより子供を無事成人まで育て上げないと」「社会保障が充実し、子供が笑顔で暮らせる国になっていてほしい」
「少子化対策のためにも出産・育児の予算を拡充してほしい」
(パチンコ店アルバイト)
等々

新聞社のフィルターがかかっているとはいえ、こんなコメントがこの2紙には載っていました
さてさて、みなさんはいかがお考えですか?


あるブログで、1月11日付けの新聞各紙の「社説」についてコメントがありました
・成人の日の社説がウザい
・絶えず上から目線の煽り
・日本の若者を「内向き」と決めつけている

・多少でも責任感ある大人は新成人を前にして教訓的なことを語ろうとする
・若者の~離れをまるで社会の常識のように強要する大人は残念

等々と
・・・・・・思わず苦笑してしまいました

確かに、
①各紙の「社説」の「できはよくない」ようです
②小生なんかは「上から目線」の典型です


先日のことでした、衣料品店の店員さんと話しました
彼女は22歳、彼氏もいないとのことです

・もっと引っ張ってくれる彼がほしい
・いい男はいない

・新宿や渋谷に近いところに住みたい
・カラオケと買い物でストレスを発散している
高そうな洋服を着ているセレブな女性を見てうらやましいと思うし憧れる

と話していました
「類は友を呼ぶ」と言うことで、自分が行くようなところには、似たような人しかいない・・・・・だからいい男もいない などとぼやいていました


今は、優しすぎる時代かもしれません
ヒトラーが登場したら人気が出ることでしょう


RIMG0079.JPG


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0