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健康診断:たまには別の病院で受診を! [癌(がん)とつきあう法]

昨年の暮れのことでした

かつての部下のご主人が亡くなったとの訃報が届きました
肺がんだったとのことです
後刻、彼女と電話で話したところ

①主人は、屈強な体格でした
②ある会社の役員をしており、会社の中心になって仕事をやっていた
③今まで、会社の定期健康診断でも異常はなかった
主人の友達には医者もおり、何かあったら相談に乗るとも言われていた
⑤タバコは吸っていた

⑥ある日突然入院することとなった
・・・・咳が続くので、見てもらったところ「肺がん」との診断
⑦病室からも仕事の指示とかができると言うことで、自宅の近くの大学病院に入院した
抗がん剤治療、放射線治療、免疫療法とやったが、ガンの部位に効かず、体力を消耗してしまった
⑨親戚からは、症例の多い大都市の病院に転院した方がいいのでは?と薦められた
⑩退院して、自宅で療養することになり、「年内は、私は休暇を取って一緒にいようとしたその日、私の休暇を待っていたかのように逝きました」

と涙ながらに説明してくれました
まだまだお若い早逝です

昨今は、「2人に一人がガンになり、3人に一人がガンで死んでいく」などと言われています
[本] 「ドクター中川の“がんを知る”」(中川恵一著 毎日新聞社)

ただ、働いていると、職場の実感としてはそんな比率でガン患者がいるとも思えません

彼女の言葉を反芻してみましょう

①がっちりしたタイプ
②毎年の職場の健康診断では、今まで問題がなかった
③友人に医者がいる
④愛煙家である

と言うところが気になります

彼女はある時、小生に「相談しようかとも思った」とのことでした

実は、私ごとですが、小生も数年前にガンであることがわかり、抗がん剤治療を受けました

もともと自覚症状もなく、今はガンと付き合いながら働いている状況です

会社の定期健康診断ではA判定(問題なし)の状況が続いていました
地方勤務になり、ある検査機関で定期健診をすることになったのですが、
そこでは「大きな病院で見てもらってください」との指導を受けてしまいました

自宅のある東京の診療所で検査を受けたところ、やはり「がん」との診断です
そこから、「私のがんとの付き合い」が始まりました

残念ながら完治することはなく、上手に付き合っていく覚悟で暮らしています

ガンになって、
①だからこそ気がついたこと
②強訓
等々を少しづつ書いてみようかと思います
皆様のご参考になれば幸いです

強訓 その1
たまには、別の病院で身体の検査をしてみましょう!

(ポイント)
①会社などの定期健康診断は、データを継続的にチェックすることができます
・・・・血圧とか、血糖値とかを継続的に把握するのには優れています

②健康診断は「異常がなければホッとします」
・・・・小生の場合も、部下のご主人の場合も定期健康診断では異常はなかったのです
 だから早期発見が遅れたのです

③定期健康診断とは別に、健康診断を受けてみましょう
・・・・たとえば、「人間ドッグ」「がんドッグ」などと言うものがあります

④「異常なし」に期待するのではなく「異常な兆候がないか」がポイントです
・・・・がんは治る病気とも言われるようになりました
早期発見なら、対応・治療方法がしやすいらしいのです

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