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「ガン保険」を考える時のポイント。。。 [癌(がん)とつきあう法]

最近はテレビや新聞や週刊誌などがガンのことを採り上げすぎている感じがします

治療法等々についての素人判断は危険です
予防や早期発見の啓蒙にももう少し力を入れるべきでしょう
ガンのことを語る人ほどヘビースモーカーだったりします

小生の知り合いの保険会社の方とか保険代理店の方々の喫煙スタイルは驚くほどです

さてさて、ガン保険です
例にもれず、商業ベースが強すぎるようです

小生なりに「ガン保険」や「医療保険」のポイントを整理してみましょう

①診断給付
②入院給付
③通院給付
④手術給付
⑤先進医療給付
⑥抗がん剤治療・放射線治療等の費用
⑦薬代
等々が、保険の切り口(保障)であり、あるとありがたいものです

「死亡保険」と違い、「ガン保険」や「医療保険」はわかりにくいものです
※死亡保険=死んだらいくらもらえる と言う保険です
そこに特約でいろいろな保障が付き過ぎています

さて、「ガン保険」や「医療保険」の切り口は、「特約」という形で保障をどんどん追加していくものが多いようです
いわゆる「保険屋さん」の話を聞いていると、病気にもなっていないのに「保険のために働く」くらいの費用が必要になってきます

「あると役に立つ」保障を、私なりにご説明しましょう

1.病気(ガン)と診断されたら給付金が支給されるもの・・・・診断給付金

実は、これは凄くありがたいものです
「入院」とか「通院」とか「手術」の保障は、あとから給付されるものですが、「診断給付金」は診断書さえあれば(診断さえされれば)給付を受けられるものです

平たくいえば、「治療準備金」「治療着手金」と言うようなものです
しかも使途が自由です
「ガンになって100万円もらった」などと言う話を聞くとしたら、この「診断給付金」のことです

入院や通院給付金は一日当たり1万円と言うような保障ですが、1日1万円に換算すれば100日分です 「ガン保険」や「医療保険」を考えるときの第一の着眼点です

小生は、この「診断給付金」のあるガン保険数口に入っていたため、資金的には余裕がありました
不謹慎かもしれませんが、自動車まで買ってしまいました
休日は、この新しい車で、のんびりとドライブを楽しんでいます

2.入院費用のサポート・・・・入院給付金

入院1日当たり5,000円とか1,0000円というものです
医療制度が変わり、治療技術も進んだ最近では、入院日数は短くなりました
ガンと言っても2週間くらいの入院が一般的ではないでしょうか

ガンは長く付き合う病気ですから、入院給付金の対象となる「一つの病気での通算(累計)の入院期間」が長いものがありがたいかもしれません

そもそも、入院費用は、健康保険のサポートがあります
差額ベッドの費用も、企業の補助が出るケースがあります

でも、パジャマ代、新聞代、家族の見舞い費用(交通費等)など、想定しない費用がかなりかかります
そういうことも念頭に入れておいてください


3.手術費用のサポート・・・・手術給付金

ガンの場合、部位にもよりますが、手術を回避する治療が増えました
入院の時の給付日額の倍数で示されることが多いようです

手術は一時金として費用がかかるものですから、この給付もありがたいものです
ただ、診断確定前の検査のための手術費用は保険では出ないものが多いようです


4.通院費用のサポート・・・通院給付金

最近の治療は、通院治療が増えました
ですから、この「通院給付金」があるとありがたいものです
保険料の安い「医療保険」の中にはこの「通院給付」がついていないケースもあるようです

通院すると、交通費、食事代、はたまた寄り道した時の買い物代等々意外とお金を使ってしまうものです
また、後で説明しますが、ガン治療の薬代は高いものが多いようです
中には健康保険の適用にならないものもあります

他方で、「薬代」を保障の対象にしているものはありません
したがって、この通院給付金で「薬代」の足しにする と言うことも考えてください

ただ、毎日「通院」するわけではありません
その点をよくイメージしておいた方がいいかもしれません


5.先進医療のサポート・・・・先進医療給付金

先進医療とは治療方法の一つです
治療には
①厚生労働省が認めている治療かどうか
②その治療は健康保険の対象になるかどうか
と言う理解も必要です

重粒子線治療などは、身体への負担は少ないものの、費用は高いようです
一度の治療で、300万円くらいのものもあります
この費用を負担するものが「先進医療給付金」です
最近では、実費払いのものが多いようですから助かります

先進医療の中身も時代と技術の発達により新しいものが増え、また健康保険でのサポートの状況も変わってくるようですが、この特約の保険料は安いものです


抗がん剤治療、放射線治療のサポート・・・・「特定治療給付金」などと呼ばれています

「抗がん剤治療」や「放射線治療」は、最近のガン治療には欠かせないものです
「手術」よりも「抗がん剤治療」費用のほうがたくさんかかり大変だ! とも言われるようになりました

ただ、「ガン保険」「医療保険」の多くは、この「抗がん剤治療」「放射線治療」にかかった費用そのものを保障する保険はないかも知れません

したがって、こういう治療の「通院」費用などを上乗せして払う形のものが多いようです

治療が長引けば、「きつい(=高い)薬」による治療が必要です
こういう資金の備えは必要かもしれません

残念ながら、いわゆる「薬代」を直接補填してくれる保険はないかもしれません


ガンとか病気の保険の中には
①収入保障のあるもの
②解約返戻金のあるもの

等々、「あるといいもの」が増えていますし、その気になってしまいます
でも、保険料の負担のことはよく考えておいてください

基本は
①病気にならないこと
②病気になった時、バタバタせず治療に専念できること
③経済的に「ほっとする(不安にならない)」こと
④保険料をいたずらに高くしないこと
を念頭に置いてください

保険は義理ではいるものではありません
自らの人生や、家族の安心(不安の低減)のために入る というのが基本です

保険の加入の有無で病気になるならないが決まるわけでもありません
健康管理や生活習慣に気をつけて、バランスのある貯蓄をするに越したことはありません

ただ、保険は「ホッ」とさせてくれるのも事実です



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