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「ガン保険」に入っている人、入る人へのメッセージ [保険の話]

なんだか保険屋さんのブログになってしまいました

保険は、経済学的には「契約的義務的貯蓄」と呼ばれています
一端契約するとなかなかやめにくいものです

「私は保険には入っている」と言う人でも、
①どんな保険に入っているのか
②保険料は高くないか
③これで保障は足りているのか
④やめてもいいのか

等々、実は悩んでしまうものです

保険は
①年齢が若い方が保険料が安い
②病気とか給付歴があると新しい保険には入れない
③既に入っている保険でも、時がたてば陳腐化してしまう
などと言う問題があります

医療制度や技術の進歩・進展などに伴って、保険の見直しの必要があることがあります
胡散臭い保険屋さんなら、すぐにも切り替えるようにセールスしてくるようです

ここで中途半端に取り組むと、保険料がまた高くなってしまいます


そこで、見直しのポイントを申し上げましょう

1.保障の面のチェック

診断給付金はあるか
通院の保障はあるか
先進医療への保障はあるか

といった点は必ずチェックしてください
理由は、昨日の記事を見てください


2.「入院給付金」=「入院の保障は何日目から出るのか!」と言うのを確認してください

古い保険なら、
①21日以上入院しないと入院給付金が出ないものがあります
② 7日以上入院しないと入院給付金が出ないものがあります
③ 5日以上入院しないと入院給付金が出ないものがあります

最近は、入院期間の短期化に合わせて、1日目から保障の対象になっています


3.「保険料の更新」の有無を確認してください

保険料は、5年とか10年毎に引き上がるものもあります
これを更新と言います

安い保険料の保険に入っていたつもりが、加齢とともに値上がっていることもあります

「人生を卒業するまで(=終身)同一の保険料」であるかどうかをご確認ください

これから保険のお世話になると言う年齢になった時に保険料が高くなってしまうような保険ならたまりません

保険は、若くて保険料の安いうちに入るのが得策です
年金生活になって、保険料が払えなくなったら悲しい物語の始まりです

若い時の安い保険料を大事にしてください
いざ保険に入ろうかと思ったら、
①体調に問題がある
②保険料の高さにびっくり
と言うこともあるかもしれません


4.家族型の保険には注意してください

家族全員をパックのように保険に加入する仕組みがあります
ただ気を付けてください

ご主人(=主契約者)が、お亡くなりになっても、家族全員分の保険料がかかるものがあります
お子様の保障は、22歳くらいまでのものもあります

ご家族が相応の年齢になったら、個人型に切り替えておく必要もあります


ではでは対策です

1.生命保険についている「医療特約のチェック」を!

生命保険(=死亡保障)は、ライフステージによって必要額が変わります
残された家族の生活が心配な世代(お子様が小さい時)は、死亡保障を大きめにすることが必要ですが
お子様が巣立っていったご家庭は、いわゆる「葬式代」程度の死亡保障でいいと思います

中には、医療特約が付いている場合もあります

もし
①保険料が気になる
②保障のグレードアップに気を配りたい
と言う方なら

「生命保険」と「ガン保険」「医療保険」を分離されておくのがよいと思います

2.「ガン保険」や「医療保険」なら、特約でカバーを!

「ガン保険」や「医療保険」は次から次へと特約ができています
必要な特約だけを、トッピングのようにつけ足していくのがいいと思います


3.複数口なら、解約してスリム化しながらグレードアップしましょ

医療技術や制度の変化に連れて、保険が陳腐(時代遅れ)になっているケースもあります
同じような保険に複数口入っていらっしゃるのなら、一口だけ残して、スリム化とグレードアップを同時にすることも可能です


ただ、体調や保険料の負担能力もチェックしないといけませんから、早ければ早い方がいいと思います

「保険に入っているから」と言う人に限って、「いざという時に出ない保険に入ったまま」とか「高額な保険に入っていること」も多いようです

それと、保険を比較検討なさっている人ほど、「高額な割には基本的な保険」に入ってらっしゃらないようなこともあったりします
元気で1歳でも若いうちに、基本的な保険にお入りになることをお勧めします



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コメント 1

生命保険の貯蓄型

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
by 生命保険の貯蓄型 (2011-02-17 16:26) 

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