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CS(顧客満足)はどこに。。。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

CS(=顧客満足)運動が盛んになったような気がしましたが、最近ではCSと言うこ言葉もほとんど耳にしません
おそらく、(きっと、すっかり)定着したんでしょうね

最近、気になった光景を少し。。。。


1.ある銀行

順番が来て(と言っても誰もいませんでしたが)カウンターに行くやいなや、窓口の女性が横に手を組んで、まるで昔の日本航空のスチュワーデスさんのように「いらっしゃいませ!」と

小生は、
①書類のお届け

②先日、郵便で送り返されてきた預金通帳の不備を補完していただく
ために、その銀行に行ったのですが、
正直に言うと、少し不気味な感じがしました

馬鹿丁寧なご挨拶など不要で、わざわざ持って来なくてもいいように、一度で事務を正確に終わらせて欲しかっただけだったのです

ずいぶんと気位の高い御対応を頂きました
もっと肩の力を抜けばいいのに。。。。。と思ってしまいました

信用力のある銀行なのですから、そんなにお客さんに媚びなくてもいいですよ


2.あるデパート


ちょっとおいしそうな食べ物がありました
「買ってもいいかなぁ!」と思うのですが、味がよくわかりません

店員さんに「おいしいのですか?」そして「あなたは食べたことはあるのですか?」と聞いたところ、
「私は食べたことがないのでわかりません」と丁寧にお答えいただきました

小生はいつものようにクレジットカードで支払いを済ませたところ、例にもれず、名前の確認をなさることもなく処理していただきました

この週末、何度かクレジットカードを使いましたが、誰ひとり裏面の名前を確認なさる方はいらっしゃいません

店員さんに聞いたところ「見ましたよ」とのご回答でしたが、怪しいものです
(明らかにご覧になってはいません)

信用が一番のデパートなんですから
コンビニみたいな売り方では、ますますお客さんが減っていくでしょうね


3.人気のお鮨屋さん


マスコミでも有名なお寿司屋さんです
小生は20年来の行きつけのお店です

たいていの場合は、夏の暑い日でも、冬の寒い日でも、店の前に静かに並んで順番を待って中に入れてもらいます

先日はいつもと違っていました
店の前の行列の皆さんに「使い捨てカイロ」が配られました
先月来た時にはそんなこともなかったのですが、お客様へのご配慮でしょうか

店の中に入ると「寒い中、ありがとうございます」
と今まで聞いたことのないようなご挨拶を頂きました
同じような会話があちこちで聞こえます

その割には、板さんのうるさいくらいの大声が耳につきます
声の割には、リズムが悪くてなんだかイライラしてしまいます

正直に言うと、そこまで気を使うのなら、カウンターにすし詰めにお客さんを入れずに、一席椅子を取り除いていただく方が重要です
なにせ狭くて、十分お皿を並べられません

このお鮨屋さんは、お好みよりも、いろいろななメニューがあるのに、それが活きてきません


安くて、おいしくて、ネタもいいお店なんだから、客に媚びるようなことをしなくてもいいのではないのかなぁ!と思ってしまいます


4.ある有名なうなぎ屋さん


やはり順番を店の前で待って入れてもらうタイプのお店です

小生は二人組で、4人掛けのテーブルです 隣の二人掛けのテーブルをくっつけたら、6人掛けにもなります
そんな場所に案内されました

続けて入店してきたのは、5人組です
空いてる席は4人掛けです

「僕らが席を代わって上げましょう」と店員さんに声をかけたら、「いえ結構です」と親切なご回答です
でもでも、あろうことか、小生の隣の席のテーブルと椅子を、さっきの5人組の方々のテーブルにくっつけてしまいました

店の中は違和感が漂っています
小生のテーブルの横にはぽっかりと大きな空間ができてしまいました
客としてはどうも落ち着きません

5人のグループのテーブルは通路に大きくはみ出してしまい
他のお客さんが通り抜けるのには明らかに邪魔になります

お店の方も、お盆とかひっくり返したりしなければいいのですが・・・・・



こういう光景を見ていると、
それぞれのお店が、CSとか「顧客満足」と言うことを、ずいぶん研究されたのだろうな
と言う様子はうかがわれます

が、しかし

なんだか、お客の心を知らないコンサルタントのご指導を受けたような他人行儀な感じがしないわけでもないですね

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