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ドル箱が泥沼になる日・・・・三菱UFJニコス [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日(11年2月23日)の朝刊各紙には意外な記事が載っていました

リビアの政治情勢、ニュージーランドの地震報道の影に隠れて、企業経営への警鐘ともいえる記事でした

記事の内容は、三菱UFJファイナンシャル・グループの子会社で、クレジットカード再大手の「三菱UFJニコス」の再建案として、株主である三菱UFJ銀行と農林中金が、約1,000億円の増資を行うという内容です

いわゆる「赤字補てん資金」と言うことなのでしょう

事情はと言えば
①「過払い金返還請求」等にかかる資金手当て
②「貸金業法」改正(10年6月)に伴う収益機会の減少

によるものらしいのです
あの三菱UFJグループの企業でありながら、大赤字のようです


今回のケースは、企業経営に大きな示唆を与えてくれるものかもしれません
消費者金融と言うドル箱が、何かのきっかけで赤字部門に転落していった
言いかえれば
儲かっているビジネスも何らかの理由で、大赤字になる
と言うことを教えてくれます

みなさんのご商売はいかがですか?
①ドル箱部門はありませんか?
②そのドル箱部門の賞味期限はいかがですか?
③ドル箱部門に代わる収益の柱は他にありますか?


かつて、ある高収益企業の副社長が小生に教えてくれました
利幅の少ないビジネスを丁寧にやることが、企業経営安定の秘訣と。。。。。


利ザヤに応じたコスト構造になっているかもポイントです
新年度を迎えるに当たり、そういった視点での経営計画も必要かもしれません






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