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「免疫力を高める」ということ [癌(がん)とつきあう法]

先日、銀行の大先輩が尋ねて見えました
失礼ながら、人生の卒業式もスケジュールに入っているご年輩の方です

特に用件はなかったようですが、彼もガンになったことがあるらしく、少しだけがんの話になってしまいました

先輩いわく
先日の文芸春秋に「抗がん剤はきかない」と言うような記事が出ていたなぁ と

小生も、そういう記事見出しを見かけはしましたが、ずいぶん無責任かつデリカシーのない見出しだなと思った程度で、読みもしませんでした

ちなみに、小生は新聞記事などのガンの記事もほとんど読みません

小生の場合は、「医者を信じる」「医者の指示に従う」を基本的に実践しています
「抗がん剤が効かない」とか言われても小生にはどうしようもありません

あるいは、ガンになったことのない人から、したり顔で「さもありなん」的なお話を聞くのもうんざりです
あるいは、過去にガンになった人の話もほとんど聞かないことにしています

それくらいガン治療の現場は日進月歩です

ガンと戦っていらっしゃる方のブログなども最初は読みましたが、悲惨すぎます
それと、医療技術や医療制度の変化のスピードが速くて、ブログ記事ですら乗り遅れているような気がします

ガンは、ニキビのように誰でもがわかる、あるいは誰にも体験がある「できもの」とは少し違います
①生活習慣
②体力
③体質
④部位
⑤深度(進度)
等々、一般化できないものが多いようです

もし小生が皆さんにアドバイスするなら

1.くよくよしないような環境を作っておくこと

①やはりお金の心配をしなくてもいいような環境を元気なうちに作っておくこと
・・・・・・預金を使うのは悔しいけど、ガン保険をもらうのは福音のようなものです

②趣味とか好きなことを持っておくことで、療養中の気晴らしを行えること
・・・・・・病気の治療は孤独と惨めさとの戦いです
一人でも気晴らしができる方法を持って置いてください
(おそらくこういう人は、ガンにはなりません)

2.見舞いを受けないこと

①見舞いにおいでになる方は、おそらく元気な方です
元気な方には何でもないことが、ガン患者には苦痛に繋がります

見舞客の持つ普通の細菌も、抵抗力の落ちたガン患者には最大の敵
抗がん剤治療などの結果、白血球の数が減少します
ちょっとした風邪でもなども大敵なのです

あわただしく人が来ることで、自分の病気のレベルを誤解してしまう
・・・ひょっとしたら自分は治らないのか!最後のお別れか! 等々

入院中なら他の患者さんに迷惑

療養中は、のんびり気ままに過ごしたいものです
見舞客にまで気を使うような余裕はないのです

3.健常者のレベルに合わせないこと

①身体はいたわるに越したことはありません

②「一杯くらいいんじゃないの!」と言うお酒の誘いは必ず断ること
・・・・・小生は、だれに薦められても、飲酒も喫煙もしません
人のペースに合わす必要なんてさらさらありません
「たかが一杯」が命取りになったら悔しいではないですか!

③組織とかサークルには属さない (基本、お葬式にも行きません)
どうしてもオーバーペースになってしまいます
自分がルールです 他の人のルールに合わせようとすると無理も生じます


等々、人付き合いの悪い薄情な人生を歩むことに決めて実践しています

人それぞれとはよく言ったものです
「それぞれだからこそわが道を行く」のです

こんな高説を人生の大先輩にお話ししました

「免疫力ねぇ! 初めて聞いた」
と感慨深く、何度も繰り返しながら、帰って行かれました

彼もガンを患ったことがおありのようでしたから、何か思い当たる節でもあったのでしょう

くよくよしないように、自分の居場所を見つけることがなかなか難しいものです
「自分の居場所」をよく知っておきましょう
カッコつけたって、長生きしないかもしれないのですから

それから、これだけは言っておきますが、「お金があるに越したことはない」です
小生は、わけもわからず入らせられた「ガン保険」が大きな味方になってくれています




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