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日本経済新聞:社説の「教育論」では日本は曲がる [鈍感日本人への警鐘]

一昨日(11年3月4日)の日本経済新聞:社説をお読みになりましたでしょうか?

「教育を変えるとき・・・・世界で競える個性豊かな「人」づくりを

と言う美しい題名です

またか。。。。。 と言うレベルの論説です

少し社説の中身をのぞいてみましょう・・・・・

①独創的なアイデアを伸ばし、新技術や事業の開発につなげる専門家、起業家が現れにくくなった
②大局的な見地で国や企業が進む道を示す政治指導者や経営者など、知的エリート層も人材豊富とは言えない
③知識の習得を重んじ、均質な人材育成で集団の力を高めるモデルは、もう通用しない

と自虐的です

変革を阻む惰性にこそ問題の本質がある
横並び人材の大量生産を脱し、「個の力」をうまく引き出す方向に路線を変えなければならない

育むべき「個の力」は

1.情報を集めて問題の所在を見つける発見力
・・・・・素早く正しい情報を抽出する技術の習得が重要
2.自分の頭で考え、独自の提案を生む能力
・・・・・発見した問題を独創的に解決し、新しい価値を作り出す創造力
3.道具として、IT(情報技術)の技能や使える英語力
・・・・・自分の意思を他者に伝えるコミュニケーション能力

が必要らしい

そして、豊かな「個の力」を育むためには

①もちろん、国は大きな戦略と目指す方向を定める必要がある
②具体的な教育の中身は地域や現場に委ねて創意工夫を引き出す

と言う二段構えのやり方が有効

そして

①米欧は教育への公的支出を増やしつつ現場の裁量を広げている
・・・・人材の層を厚くするには、権限分散と規制緩和が早道
②日本も官僚や少数の関係者が敷いた路線を一斉に走る発想を脱し、全国各地でいろいろな教え方、学び方を試みる制度に改める時期だろう

とのことである

・・・・・・・・・・・・・

なんだか昔から見たことのあるような論調だと思われませんか!

この論説は、大きく誤っている感じがします
小生なりに反論を挙げてみましょう

1.教育=学校教育ではないこと

①人材育成を「学校教育」にのみ求めているかのごとくである
②体系的な学校教育よりも、家庭や社会や企業の中で「もまれた人材育成」のほうが重要である

2.国際比較よりも先に日本らしさを求めるのが筋

①どうして、すぐ「外国では。。。。」という考え方に飛びつくのでしょうか
②日本人の優秀さは国際的にも評価されてきました
③まるで世間や国際社会が変わったことに日本人がキャッチアップしていないとの論調です
④その前に、「日本人が怠けている!」と言うことを断言したほうがいいのではないでしょうか 日本人の特長は「勤勉」です

日本人の皆さん!!
もっと汗をかきましょう!
悔しさをバネにしましょう
コツコツと地道に努力しようではないですか!

うわべだけの美しさでは人材は育っていきません





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