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基本は何か!・・・「節電」「節約」「自粛」批判への反論 (きっと新しい日本の姿が見えてくる) [鈍感日本人への警鐘]

いつだったのか忘れてしまいましたが、「もったいない」という国際的に有名な日本語があるらしいとか聞きました。

ふと、亡き父が「始末をしろ!」と、事あるごとに言っていたことを思い出しました。


今回の東北地方を襲った大震災に際して、お取引先の経営者から
「こんな時(これから)どんなビジネスがいいいのか?」
と電話が何度かかかってきました。

(まぁ、小生の話で、事を起こすような方はいらっしゃいませんが。。。。。。)

小生は、すかさず、
①スーパーやホームセンターやデパートを訪ねてください。
②もし奥様が行かれたのなら、感想を聞いてみてください。
と申し上げることにしています。


こういうお店に行くと、
①なんとなく煽られて買ってしまうものがあります。
②陳列棚が空っぽのところもあります。
③お客様が見向きもしないコーナーもあります。
④何度かいくうちに、品切れだった商品も売り場に戻ってきているようなものもあります。

この国難に遭遇したからこそ「売れるもの」「売れないもの」が見えてくることがあります。
「そんなものこと」を見極めて行くと、これからのビジネスのヒントがあるかもしれません。


さて、日曜日(4月3日)のテレビ朝日系「サンデーフロントライン」と言う番組を、車の中で聞いていた時のことです。
女性の方が、
①「節電」「節約」「自粛」が続いたら、日本経済のためによくない。
②みなさんが、外食をしたり、もう少しお金を使ったほうがいい。
などとおっしゃっていたようです。


歴史的な国難からの復興に際し、国民の皆さんが大いなる無駄遣いでもした方がいい と聞こえてきました。
「もったいない」ことです。


今回の大震災は、日本人の生活の仕方を変えるチャンスです。
やはり、「いらないものは買わない!使わない!」というスタンスは大切にしたいものです。
いわゆる
①不要不急のものにお金を使わない
②いつかは捨てるものにお金を使わない
③残らないものにお金を使わない
と言うのが大原則です。

確かに、レストランとか便利グッズを販売している方々は干上がってしまうかもしれません。
しかし、実はそういうご商売だったのです。
ここはご商売替えかあるいは他のビジネスにリスク分散をしていただきましょう。
そもそも「必要とされないものにお金を払わせる」ご商売だったのですから。。。。。。


本当に景気は良くならないのでしょうか?
実は、今こそチャンスが来るビジネスもあるのです。

少し前までは、「公共事業」と言うと無駄の権化のように言われていました。
それは、公共事業・公共工事の目的が不分明だったからです。

今は、公共事業・工事の目的が明々白々です。
①今回の大震災の復興のための公共事業です。
②今回の大震災でわかったことへの公共事業です。

直接被災していない地域でも、
①海沿いの集落は津波の危険は存在します。沿海部の集落やインフラの点検と再配置が求められます。
②今回は津波被害が大きかったのですが、直下型の地震に見舞われたら、どうなってしまうのでしょうか?
・インフラの総点検と対応が必要になってくると思います。
・一般家庭でも、その時の自衛のための支出が必要です。
③原子力発電所は福島だけではありません。
・発電という仕組みの総点検と今後のエネルギー対応が求められます。

東日本大震災でわかったことにお金を使えばいいのです。

この時期、わざわざ国民が無駄遣いをしないと生き延びていけないようなビジネスは、きっと長続きしません

「節電」とか「節約」とか「自粛」が原因で企業の経営ぶりが悪化するようなビジネスを救済するためにお金を使うのは本当にもったいないことです。

日本の国、日本の国民が将来にわたって快適に暮らしていけるようなことのためにお金を使えばいいのです。

資源のない日本です。
つまらないことに無駄遣いをするのは厳禁です。
「節電」とか「節約」とか「自粛」して浮いたお金を、将来のために使いませんか!

そうすれば、お金は回っていきます。


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