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「本人確認」と「満期管理」:だから保険料が高いかも・・・・ある生命保険会社への違和感 (その9) [保険の話]

一昨日のことです。
件の生命保険会社の直営ショップから、「保険料の入金」があった旨の連絡を頂きました。
新しい保険を契約するために、小生が銀行から振り込んだものです。

ここのところ、この保険会社とのドタバタ劇を書き続けてきましたが、
じっとしていても
「満期になった保険金のお世話をしていただけそうもない」ようなので、
自ら、
①その保険会社の直営ショップに出向き
②解約の手続きをし
③その解約金を、新たに別の保険に契約し直しました

ただ、今までにも書きましたが

「自動車運転免許証」を提示させていただき、本人確認を行ってもらいました。
今回の満期になった保険は、コツコツと何年かかけて給与天引きで保険料を支払い、ついに満期が来たものです。

この満期金は、いったん銀行に送金しなければいけないと言うことで、保険会社より送金を受け、そのお金を送り返して一時払いの保険を申し込みました。
銀行の預金にしておくよりは有利かもしれないという思いで「保険会社に預けて」おくようなものです。


手続きが終わり、担当の方から、「大口なので大阪のほうから『本人確認』の電話が入ります」と言うことでした。
・・・・電話がかかった件については別途書きました。


『犯罪収益移転防止法』により、生命保険契約の締結や解約返戻金の受取の場合、200万円を超える現金取引には『本人確認』が必要です。

小生もその程度のことはやむを得ない(当然)こととして了知しております。


ただ、この程度の金額で、ダブルチェック(ショップの店頭と大阪からのお電話)とは、これまたすごく厳格なものと思ってしまいました。
本人確認ではなく、いわゆる「意向確認」(「適合性の原則」)が目的だとすれば、もう少し丁寧な説明が欲しいものです。



他の生命保険会社の方に聞いても銀行で窓販をしている方に聞いても、普通は「そこまではしない」と言うのが実情のようです。
まして
①名前(フルネーム)を名乗らせる
②生年月日を言わせる
と言うことはあっても、「住所地を読み上げることはない!」
と言うのが皆さんの回答です。


それから、いわゆる「満期管理」についても、金融庁の指導が厳しく
①端末の画面に必ず「満期到来」のシグナルが出ている
②放置していると、本部の担当から指導が入る
と、ある保険会社の方もおっしゃっていました。


今回、小生が遭遇した、この生命保険会社の皆さんは「満期」のことなんかお構いなしです。
ですから、やむなく直営ショップまで足を運び
①解約手続きを取り
②新しい保険の申し込み
をしました。


「保険料の入金が完了した」旨のお電話を頂いた女性の方に、
ところで、今後のことも、やっぱり直営ショップに来ないといけないのでしょうか・・・・・
と申し上げたら、

彼女は「・・・・・・・・」と言う状況で返答に困ってしまったようです。
速い話が無視されてしまいました。


今回の状況を見ていると

①「ご契約内容確認活動」と言うのは、形骸化していて、「ためにするもの」であること
②「担当です」と言いながら、保険契約者の実情をなにも把握していないこと
③「担当」の役目を果たしてないこと
④回りくどい、意味不明な手続きばかりが多いこと
⑤関与者が多い割には、なに一つ、小生には有意味でないこと

等々、本当に「なんだかなぁ!?」という気分でいっぱいです。
「この不可思議さに誰か気付いてくださいよ!」という思いもあります。





こんなことだから、「保険料が高い」のです。





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