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「巨人、大鵬、玉子焼き」は今。。。。。。 [ビジネス成功への道標]

「巨人、大鵬、玉子焼き」
この言葉をご存知の方も少なくなってしまったのではないでしょうか。。。。

CIMG0208.JPG

そして今、それに匹敵するものはあるのでしょうか


この言葉の持つ意味や解釈はいろいろあるとは思いますが、
その特長は、絶対的な定番だったような気がします。


巨人・・・・V9を達成した巨人です。
強かったです。そして、1番から9番までの役割が明確に決まっていました。

たとえば、
1番 柴田
2番 土井
3番 王
4番 長嶋
5番 末次
6番 高田
7番 森
8番 堀内
9番 黒江

生きてきたステージによって記憶も異なるのでしょうが、
今の巨人のように、
・日替わりで打順が変わるようなこともありませんでした。
・新聞報道も一直線でした。
・陰にたくさんの人材が埋もれたまま消えて行ったのかもしれませんが、
今のように実力も人気もないのにマスコミがスターのように採り上げることもありませんでした。


大鵬・・・・・昭和の大横綱です。「柏鵬時代」の主役です。

取り口も技もきれいで丁寧でした。小手投げ、掬い投げなどの投げ技が記憶に残ります。
人生模様は複雑なものがあるのかもしれませんが、美しい横綱でした。

今、大相撲の世界を見渡すと、「脆い(もろい)」という言葉がぴったりのような気がします。


玉子焼き・・・・家庭の定番料理です。

はたして、今のご家庭では年に何回くらい食卓に上ることでしょうか。。。。。

小生のような男の子が「厨房に入り」初めて作った料理らしきものが、この「玉子焼き」だったかもしれません。

それはそれは美味しいものでした。

大人になって、「だし巻き玉子」というのを知り、自分が大人になってしまった照れくささを感じたものでした。
ただ、残念なことにこの「だし巻き玉子」を「美味しい」と思ったことはありません。

お鮨屋さんでも美味しい玉子焼きに出会うことはありません。
くるくる回るお寿司屋さんともなると、これはいったいなんだろうか? というような代物が回ってくることもあります。

CIMG0211.JPG


さて、「巨人、大鵬、玉子焼き」は、ひょっとしたら日本の経済・社会の象徴だったのかもしれません。

・絶対的な強さ…そしてその強さには理屈があった
・そしてそれが目標でした

というような気がします。
富士山がそうであるように、美しいたくましさでした。


今の日本の軽さと比べたら。。。。。。。「なんと申しましょうか」



どんぐりもどじょうも、さるもかにも、たぬきもうさぎもみんなおともだちです。
でも。。。。「さびしさ」を紛らすために群れているだけのように思えます。


先ほど、ラジオで、ある若い女性が「人それぞれ」などと言っていました。
彼女の言葉はきっと遠慮の塊なのでしょう。

もう少し強引に山に登ることがあってもいいのではないでしょうか。。。。
もし「人それぞれ」だとしたら、自分の能力や体力や環境に合わせて、前に進むことではないでしょうか。。。。




<2011年9月18日 追記>
サンデーモーニング(TBS)で、金田正一氏が指摘しています。

「必死にやらなくちゃ」と・・・・・・



確かに、この豊かな日本社会で、今、物足りないのはこの「必死」さかもしれません。


 

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