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「田舎暮らし」を始めたおばあちゃんのボヤキ [ライフスタイル]

少し前のことです。
あるテレビ番組で、いわゆる「田舎生活」を始めたおばぁちゃんの話を見ました。
ご主人がお亡くなりになった後、都会生活をやめ、いわゆる「田舎暮らし」を始めたおばあちゃんです。

少し興味があったので、先日の連休にそのおばぁちゃんを訪ねてきました。

新聞記者でもないので詳しい話は聞きませんでしたが、そのおばちゃんがおっしゃっていた話を少し。。。。。
小生は余所者なので、おばぁちゃんも本音を教えてくれました。


1.この田舎は、トイレが水洗だった。

小生もそうなのですが、トイレの汚い(らしい)ところは嫌いだそうです。
そんなこともあり「中国」には行ったことがない(行きたくない)とか。。。。


2.来てみたら、自治会費を年間30,000円も取られる。

最初は、初年度入会金みたいなものかと思っていた。
2年目は、集金に来なかった。
そして、3年目の今年は、また請求され、「去年の分も含めて60,000円払ってください」とのこと。

①移住時には何の説明もなかったこと
②こんな高額を支払わされているのはこのおばぁちゃんだけらしいこと

から、「領収書をください」と世話人の方に申し上げているとのことでした。

おそらく地区の歴史的な財産(入会権とか立木の処分収入)などに見合う負担金なのかもしれませんが、一人暮らしのおばぁちゃんには、受益のチャンスもなさそうです。
今のお住まいも賃貸のようです。。。。。

この話がおかしかったので、小生はこのおばぁちゃんに「せめて年額36,000円ならわかりやすかったのにね」と申し上げておきました。

どうやら30,000円というのは根拠レスのようです。


3.この地域のお米は美味しくない。

今、都会では、本当においしいお米を食べている人が多いようです。
ですから田舎に行くと、意外とまずいお米にあたることがあります。

都会から遊びに来た友人知人が気の毒がって、「都会からお米を送ってきてくれる」らしいのです。

しかも生活ぶりが質素なこの地域では
新米は貯っておき、古くなったお米から順番に食べると。。。。。。

「わざわざ新米を古くしなくても、新しいもから食べればいいのに。。。。。」

ごもっともです。

農山村の田舎に住んでいる人が都会の人にお米を送る時代は終わったようです。


5.この田舎のホームページには「疎開」という言葉を使っているとか。

「田舎暮らし」を始めたご本人としてみれば、「疎開」というつもりなど毛頭ない!
と怒っていらっしゃいました。

どこかの学者かコンサルタントにほだされた町長が、カッコつけていらっしゃるのかもしれません。



6.このおばぁちゃんは、お元気で悠々自適のようです。

ご主人もお亡くなりになり、お子様もいらっしゃらない とかということで、のびのびとした生活を送っていらっしゃるようです。

先日もドイツに行ってきたとか。

そして、イタリア:トスカーナに行ってみたいと。

「堀 文子」さんのファンで、本を読んだら、自分もまだまだ頑張らなくちゃ。。。。。と思う。
ということのようです。

「健康保険も20年間使ったことがない」と。。。。。。


7.この限界集落は「ラジオが入らない」

インターネットの発達で、少し忘れられかけているものに「ラジオ」があります。

・災害の時の情報伝達
・仕事しながらの「ながら聞き」
・ボケ防止

等々、こんな田舎だからこそ必要なものです。

どんなに機器が発達しても電波が届かないことにはどうしようもありません。
「パソコンでもラジオが聞ける」と教えてあげました。



帰りしなに、自費出版された「自作の本」をいただきました。
まるで、お調子者の小生を諭すかのような内容でした。



CIMG0223.JPG



小生も歳を取らないうちに田舎暮らしを始めてみようかな。。。。。。







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