「がん」になったという人たちからの相談ごと [癌(がん)とつきあう法]
この1か月ほどの間に、会社の先輩から「がんになった」と小生のもとに相談が寄せられました。
やはり不安がいっぱいらしくて、人づてに小生のことを聞き声をかけていらっしゃるようです。
1.先輩のAさん
胃がんらしいです。近々、手術で胃を全摘出するとのことです。
お話してみると、仕事には余裕がおありのようですが、やはり不安そうです。
小生からは、
①病院との向き合い方
・・・・・お医者さんを信じて、よく相談すること(お医者さんの話をよく聞くこと)。
似たようなレベルの病院なら「自宅に近い」病院を選ぶこと。
不安なら「セカンドオピニオンをもらうことを主治医に相談すること。
~迷うより早期治療がベター。
②インターネットのガンについてのブログ等は見ないこと。
・・・・・やや過激でしかも古いものが多い。
病状などは人により違うので一般化しないこと。
②病院での過ごし方
・・・・・お医者さんのスケジュールで入退院をすること。(わがままを言わない)
③会社の同僚等々との接し方
・・・・・見舞いは遠慮すること。
病名(部位)は言わないこと。
やさしい声は多いけど無視すること。
④「がんは治らない」ので上手に付き合うこと。
・・・・・再発や悪化をさせないことが肝心。
⑤悲観的にならないこと。
・・・・・くよくよしても仕方がないので、「神様がくれた人生の休養」と考える。
⑥「がん保険」は経済的な応援団。
・・・・・入っていてよかったと思うこと。
「保険のお金は免疫力を高める最高の応援団」
あわせて「高額療養費制度」の概略、医療費控除の仕方、保険給付申請のタイミング等も。。。
⑦酒、たばこは辞めること。
・・・・・「たばこは10年前から吸っていない」と叱られました。
無駄に体力を消耗しないことが肝心。
などを伝えました。
小生がお話しする前に、会社の上司や同僚に話していたため、時すでに遅く、
①噂はすでに広まってしまっているようです
②噂は「再起不能」とか「大変らしい」ということになってしまっています。
「だからどうした」ということですが、他人に「面白おかしい話の話題にされる」のはあまり愉快なことではありません。
2.先輩のBさん
海外赴任中です。国際電話でした。
電話の向こうの声は、きわめて不安そうです。
診断が確定された日に小生に電話がありました。
前立腺がんとのことです。開腹手術が必要なようです。
先輩からは、
①不安だ!
・・・・早期発見だし、治療のしやすいガンなのでラッキーでした。
②治療は間違ってないか?
・・・・がんの治療は素人にはわからない。大きな病院なら、症例も多く、ベストの判断をしているはずです。
天皇陛下も手術をなさったとの報道があったばかりです。
「重粒子線」治療もあるので、主治医に聞いてみればいい。
③自分がいないと仕事が回らないので短時日で治療をしたい。
・・・・「命あってのものだね」というように、まず「命」のほうを優先すべき。
仕事の後任はいっぱいいる(方法はある)
奥さんにも同じことを言われているらしい。。。。
④家族に心配させないこと
・・・・本人以上に家族も心配しているし、快方に向かえば家族も気にしなくなるので、過度に期待しないこと。
⑤たばこ、酒、ゴルフをやめて、花でも育てること。
・・・・体に過度の負担をかけるのはよくないことです。
抗がん剤治療などで抵抗力が落ちる時のことをよく考えておくこと。
⑥医療保険をチェックしておくこと。
・・・・入っていることは知っていても、どんな保険に入っているのか知らない人が多いようです。
保険を確かめておけば、経済的な余裕が気分的な余裕をもたらしてくれます。
彼からは、「くれぐれもこの話は内密にしておいてほしい」「酒の肴にされるのは嫌だ」と依頼されました。
小生から見れば、「あなたこそそういう話が好きだったのに。。。。」と皮肉の一つでも言ってあげようかと思ってしまいました。
この日の夜、東京近郊にある先輩の自宅に電話を入れて奥様とお話をしました。
やはり不安なようですが、小生が話した内容を再度伝えたら、なんだか元気な声の様子に変わってきました。
ガンだと診断された人というのは
①意外に相談相手がいないようです。
・・・・必ず主治医と相談するのがよいと思います。
彼らは使命感から丁寧に相談に乗ってくれます。
そして、裁判リスクも意識しています。
②人のうわさになるのはお嫌なようです。
・・・・「健康は失って初めてそのありがたさがわかる」ということの一例です。
③にもかかわらず、見舞いには無頓着です。
・・・・「快気祝い」のめんどくささを考えてみてください
聞く人は初めての話でも、話すほうは同じこと男何回も話さなければいけません。
虚弱になった患者には、健康な人の雑菌は邪魔ものです。
④イージーな部位説明は相手の顔色が変わります。
・・・・世の中は情報過多です。
うっかり話すと「にわか医者」になる人もいたり、急に顔が曇ったりすることがあります。うっとうしい限りです。
おそらく、どなたにもご参考にならないと思いますが、ご笑読下さい。
やはり不安がいっぱいらしくて、人づてに小生のことを聞き声をかけていらっしゃるようです。
1.先輩のAさん
胃がんらしいです。近々、手術で胃を全摘出するとのことです。
お話してみると、仕事には余裕がおありのようですが、やはり不安そうです。
小生からは、
①病院との向き合い方
・・・・・お医者さんを信じて、よく相談すること(お医者さんの話をよく聞くこと)。
似たようなレベルの病院なら「自宅に近い」病院を選ぶこと。
不安なら「セカンドオピニオンをもらうことを主治医に相談すること。
~迷うより早期治療がベター。
②インターネットのガンについてのブログ等は見ないこと。
・・・・・やや過激でしかも古いものが多い。
病状などは人により違うので一般化しないこと。
②病院での過ごし方
・・・・・お医者さんのスケジュールで入退院をすること。(わがままを言わない)
③会社の同僚等々との接し方
・・・・・見舞いは遠慮すること。
病名(部位)は言わないこと。
やさしい声は多いけど無視すること。
④「がんは治らない」ので上手に付き合うこと。
・・・・・再発や悪化をさせないことが肝心。
⑤悲観的にならないこと。
・・・・・くよくよしても仕方がないので、「神様がくれた人生の休養」と考える。
⑥「がん保険」は経済的な応援団。
・・・・・入っていてよかったと思うこと。
「保険のお金は免疫力を高める最高の応援団」
あわせて「高額療養費制度」の概略、医療費控除の仕方、保険給付申請のタイミング等も。。。
⑦酒、たばこは辞めること。
・・・・・「たばこは10年前から吸っていない」と叱られました。
無駄に体力を消耗しないことが肝心。
などを伝えました。
小生がお話しする前に、会社の上司や同僚に話していたため、時すでに遅く、
①噂はすでに広まってしまっているようです
②噂は「再起不能」とか「大変らしい」ということになってしまっています。
「だからどうした」ということですが、他人に「面白おかしい話の話題にされる」のはあまり愉快なことではありません。
2.先輩のBさん
海外赴任中です。国際電話でした。
電話の向こうの声は、きわめて不安そうです。
診断が確定された日に小生に電話がありました。
前立腺がんとのことです。開腹手術が必要なようです。
先輩からは、
①不安だ!
・・・・早期発見だし、治療のしやすいガンなのでラッキーでした。
②治療は間違ってないか?
・・・・がんの治療は素人にはわからない。大きな病院なら、症例も多く、ベストの判断をしているはずです。
天皇陛下も手術をなさったとの報道があったばかりです。
「重粒子線」治療もあるので、主治医に聞いてみればいい。
③自分がいないと仕事が回らないので短時日で治療をしたい。
・・・・「命あってのものだね」というように、まず「命」のほうを優先すべき。
仕事の後任はいっぱいいる(方法はある)
奥さんにも同じことを言われているらしい。。。。
④家族に心配させないこと
・・・・本人以上に家族も心配しているし、快方に向かえば家族も気にしなくなるので、過度に期待しないこと。
⑤たばこ、酒、ゴルフをやめて、花でも育てること。
・・・・体に過度の負担をかけるのはよくないことです。
抗がん剤治療などで抵抗力が落ちる時のことをよく考えておくこと。
⑥医療保険をチェックしておくこと。
・・・・入っていることは知っていても、どんな保険に入っているのか知らない人が多いようです。
保険を確かめておけば、経済的な余裕が気分的な余裕をもたらしてくれます。
彼からは、「くれぐれもこの話は内密にしておいてほしい」「酒の肴にされるのは嫌だ」と依頼されました。
小生から見れば、「あなたこそそういう話が好きだったのに。。。。」と皮肉の一つでも言ってあげようかと思ってしまいました。
この日の夜、東京近郊にある先輩の自宅に電話を入れて奥様とお話をしました。
やはり不安なようですが、小生が話した内容を再度伝えたら、なんだか元気な声の様子に変わってきました。
ガンだと診断された人というのは
①意外に相談相手がいないようです。
・・・・必ず主治医と相談するのがよいと思います。
彼らは使命感から丁寧に相談に乗ってくれます。
そして、裁判リスクも意識しています。
②人のうわさになるのはお嫌なようです。
・・・・「健康は失って初めてそのありがたさがわかる」ということの一例です。
③にもかかわらず、見舞いには無頓着です。
・・・・「快気祝い」のめんどくささを考えてみてください
聞く人は初めての話でも、話すほうは同じこと男何回も話さなければいけません。
虚弱になった患者には、健康な人の雑菌は邪魔ものです。
④イージーな部位説明は相手の顔色が変わります。
・・・・世の中は情報過多です。
うっかり話すと「にわか医者」になる人もいたり、急に顔が曇ったりすることがあります。うっとうしい限りです。
おそらく、どなたにもご参考にならないと思いますが、ご笑読下さい。
日本テレビ番組のおかげで元気になった
私はいつもアルバイトしている。毎日とても疲れた。家に帰った後、www.TV-REC.comで、日本のテレビ番組やニュースを見ることにする。すとる、すぐに だいぶ元気になって、よかった。
by 山本 (2011-12-16 21:07)