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「人それぞれ」と「絆」と。。。。。。 [ライフスタイル]

昨日(2012.1.8)の読売新聞に、「そうだったのか」という記事が出ていました。


読者からの投書で「『絆』という言葉の氾濫、何とかならないものでしょうかね」という書き出しで始まる『「絆」の本来の意味は・・・・』と題した「くらし」面の「日曜の朝に」というコラムです。


手紙の主がおっしゃるには、
[本]
我が国の戦前、戦時、敗戦後の社会は、「絆」という綱でがんじがらめに縛られ、閉塞感でいっぱいだった。敗戦からの数十年は、「絆」から解き放たれるための闘いの歴史だった。

そうな。。。。。

コラムの筆者によれば、
「絆」の辞書的な意味には「人を束縛する表現、人情などのたとえ」「しばって自由に行動できなくする」とあるそうな。。。。
そして、
本来の意味を知らないまま「絆を求めて」「絆の再生」といったようにこの言葉を使っていた。。。。。。と。


私は、「人と人との断つことのできないつながり。離れがたい結びつき。」という辞書的な意味で皆さんは使ってらっしゃるんだろうなと思うのですが。。。。。。
ずいぶん厳格な解釈のようです。


ただ、東日本大震災が起こるまでは、「人それぞれ」などという話の腰を折る言葉を多用される方が多くて辟易していましたからそれはそれでいい言葉ではないかと思ったりもするのです


そういえば、東日本大震災直後、マスコミで伝わってくる言葉に「勇気をもらう」とか「勇気をあげる」というのがありました。
生まれてこの方、私のまわりでは使ったことも聞いたこともない言葉づかいでした。


最近ではあまり使われてないようですからほっとしていますが、逆に「人それぞれ」という言葉は、また戻ってきつつあるようです。
ビジネスの世界では、「人それぞれ」などと言っていたら、たぶん信頼を失ってしまうかもしれません


今日は成人の日です。
喜びも悲しみも共にしながら、感動を共有できる熱い大人になっていただきたいものです


時には「冷静さ」も必要ですが若いのですから、まず熱く語り、熱く動くことを期待します。

CIMG0356-01.JPG

P.S.
さいきん、民主党を離党した方々が「きづな」という政党をおつくりになったそうな。。。。。。
いっそのこと「いのちづな」という政党にしていただきたかったです。










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