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他力本願にならないように。。。。 [シュウカツ]

先日のこと、NHKのラジオ番組で「25年目の平成 若者の可能性を拓く」と題して、ゲストコメンテーターの方がお話をされていました。
ゲストの方は、大学の先生とエッセイストの方でした。

耳に残った言葉だけをとらまえると、どうも違和感があります。

何かというと、
ゲストの方のお話は、

①現場をご存じない
②他人任せ
という印象が強かったのです。

具体的には、

.「国が。。。」「企業が。。。」という趣旨のことをおっしゃっていましたが

①国や企業に求める前に、若者やその親の価値観を変えること
②学校教育にライフプラン教育を入れること
もっと自助努力をしなさい
ということを言ってほしかった。

こんなに豊かな時代なのだから、人に頼ってばかりではなく、少しは自力でがんばんなさい!
ということです。

2.残業の多い働き方についてコメントなさってましたが、

①残業は、かつてのほうが多かった
過去はサービス残業が多かったため統計に載らない
③「私の年末年始は夜勤の4連続でした。ついでに職場で年を越しました。」という投稿者の方の問題は、労基法との関係を論じたほうがいかもしれません。

④あるいは銀行などのシステム変更はお正月休みとかGWに行われます。
もしそういうご関係だったのなら、宿命と考えてほしいものです。
年末年始にお休みのない職業もあるのです。
その部分だけを採り上げて、「残業が多い」というのも少し違うような気もします。

⑤おそらく多くの企業の場合、残業は減っています。だから収入も増えないのです。

私の30代は、ほぼ毎日22時~24時に帰社でした。
だからと言って、残業代がついていたわけでもありません。


3.就職が決まらないのなら農業とかもっと別の産業を選ぶことも薦めてください。
都会でサラリーマンとして暮らすことを前提にし過ぎです
(雇用面からの農業の構造改善が必要です)。


4.団塊の世代(※)が完全リタイアする5~10年後は一気に人手不足が来ます
そうなると大転職時代を迎えるはずです。

若者よあせらず力を蓄えよ!です。
あまりにも他力本願過ぎるコメントに辟易してしました。


※太平洋戦争が終戦を迎えた直後の昭和20年代生まれのみなさんです(実際には昭和22年~24年ころ生まれた人たち)。

現在、昭和88年ですから、昭和20年代生まれの方々は、今年で、59歳~68歳になられるはずです
後5~10年もすれば、この段階の世代が、職業生活から勇退なさいます


そうなれば、人手不足が生じるはずです

そのためには、今は、入社できる企業に入って、そこで力を蓄えるということです
そのうち、プロ野球のようにFA宣言して、球団を変わっていくことができるかもしれません。


都会で生まれて都会で育った皆さんにお願いがあります。

少し地方に転居していただいて、苦労をしながら、将来設計をお立てになったらいかがでしょうか。。。。

物価も安いし、何かしら仕事もあるはずです(求人は少ないですが、雇用の現場はあります)。

そこで、10年後を目指して、自分づくりをなさってみてください。


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