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がん治療「仕事困難」7割 (読売新聞) [癌(がん)とつきあう法]

 1日(金) 21時20分
 4日(月) 21時20分
 5日(火) 21時55分
 6日(水) 23時20分
 7日(木) 22時25分
 8日(金) 23時30分
11日(月) 19時20分
12日(火) 21時44分
13日(水) 20時45分
14日(木) 23時10分
15日(金) 23時30分

これは私の3月になってからの毎日の帰社時間です。

※帰宅ではなく帰社です。


要領が悪いのか、仕事が遅いのか毎晩この調子です。

親しい先輩からは、「仕事が趣味だから。。。」とよく言われます。


・日中は、お客様の相手と部下へのアドバイス。
・夜は、部下の企画書、提案書、日報等々のチェック。個人のお客様への電話説明。
等々
に追われる毎日です。

部下はといえば、定時で帰社。残業はゼロ。
夏休みもきちんと1週間とり、毎月休暇も1日以上取らせています。

かつて、経営幹部より、「パートか派遣を雇おうか?」との提案がありましたが、
「部下の仕事が楽になるだけであり不要」と断りました。

また、私より「私の補佐役、あるいは代替者を増やしてほしい」旨お願いしたところ、
一人増やした分に見合う収益は上がるのか!?」と却下。


わが部門は相応に収益を稼いでおり、かつ1昨年に比べ昨年は利益も倍増しています。

ただ、私の努力ではなく、
過去の先人の遺産
ここ2年でスタッフを半減した
ということによるものですが。。。。。

昨今の社会構造の変化と相まって、殿様商売もできなくなりましたから、本当に細かな仕事が望まれてしまいます。

「お客様の声」「CS」等を意識した仕事も必要です。
その日の仕事をやり残すとまた次の日の仕事が増えてしまいます。

病は気から。。。。」と言います。
仕事を残すと、帰宅してからも心の隅に仕事が残ってしまいそれはそれで負担になってしまいます

人様から後ろ指を指されるのが嫌なものですから
・夏はクーラーを切り
・冬は暖房を切り
・蛍光灯も必要最低限の点灯です。

(「一人増やすのにいくら儲かるか?」という経営幹部のもとで働いていますから、部下の私もそのあたりは心得ておかないとです。。。)



これが私の仕事ぶりです。
まぁ嫌いじゃないので、何とかやっています。

ひょっとしたら「仕事が趣味」ではなく、「趣味が仕事」なのかもしれません。

わが部門は私以外はスタッフばかりで、私の補佐役である番頭さんはいません

番頭さんがほしい」というのが実感です。


申し遅れましたが、私はがん患者です。とりあえずがんと付き合っています。

病院に行く日は半日休暇を取り、夏休みはお客様がお休みのお盆にちゃんと1週間休みます。

そういう時に難しい仕事が入ったら、手を付けず先送りすることで対応しています。

まぁ、苦情とかトラブルがなければ良しとしています。


そういえば、昨日の読売新聞(2013.03.17)の朝刊では、

「がん治療『仕事困難』7割

というのが1面トップでした。

内閣府が発表した「がん対策に対する世論調査」の結果のようです。


仕事とがん治療・検査の両立が可能かどうか」を聞いたもののようです。

「困難と回答した人が68.9%」だそうです。
特に、年代別では、「20~40歳代で困難とした人が75%以上に達した」そうです。

解説記事では

①患者の就労支援
②職場理解が不可欠

と指摘していますが、片方で「賃金を引き上げ」なければいけない企業に何ができますでしょうか・・・・・?


今心がけていることはといえば、

いずれがんが再発した時、抗がん剤治療をしているベッドの上で、

「仕事のことを思い出さない」ように

日々、「悔いのない仕事ぶり」であること

です。

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