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就活の開始時期の是非よりも優先しなければいけないこと [シュウカツ]

先ごろ、
安倍晋三首相は19日、首相官邸に経団連の米倉弘昌会長ら経済3団体トップを呼び、大学生の就職活動の解禁時期を「大学3年生の3月」にするよう申し入れた。
(2013.4.19 産経ニュース)

とのことです。


世間ではとかく就活の時期ばかりが議論されますが、「学生が就職する」ということを皆さんはいかがお考えなのでしょうか?

先日、通勤電車の中でこんな光景を見てしまいました。
ある女子高校生(ある私立大学の付属高校)が、朝の満員電車の中で、作文を書いていました。
立ったまま書いているのですから、器用といえば器用ですが。。。。

どうやら、進学を希望する学部の進路セミナーがあって、その希望理由を書いているようです。
私の目の前で、そういうテーマを書いていました。

なんでも「志望は経営学部」だそうです。
理由はといえば、将来お店が持ちたいと。。。。。。

こんな時、進路指導の先生はなんてアドバイスをなさるのでしょうか・・・・・・?


ふと思いました。

経営学部を出たからと言ってお店の経営に成功するものでもありません。

・そもそもビジネスとして成り立つことなのか
・一人では経営は無理(役割分担が必要)ですよ

みたいなことをきちんとアドバイスできるのでしょうか。。。。。


就活の開始時期ばかりが議論になりがちですが、人生の大半が勤労(職業)生活なのですから、この勤労プランとかライフプランを大学一年生の時からあるいは高校生の時からきちんと教えておかないと、「どこに就職するか!?」ばかりがテーマになりがちです。


「医者になる」「弁護士になる」というように、大学に行くことの目的が明確になっていればいいのですが、ほとんどの学生は、

・職業志向が不明確
・大学の学部と希望の職業との連関が不明確

なのではないでしょうか。。。。。


この点をきちんと研鑽しておかないと、コンテストのような就職活動になってしまい、「就活開始時期」だけが重要視されてしまうのです。


CIMG0943-01.JPG


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macinu

為になりました~
by macinu (2013-04-22 13:34) 

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