SSブログ

「印鑑お拭きしましょうか。。。。」という銀行員の言葉 [仕事についてのエトセトラ]

先日、ある銀行の店頭で手続きをしました。

押印した後、銀行員さんから、「印鑑お拭きしましょう」と声をかけられてしまいました。


かつては、
お客様の印鑑を借りて、銀行員が押印する」というのが、サービスのように受け取られていた時代も確かにあったようです。

ただ、「印鑑を押すような書類の作成はご自身でやってもらう」というのが今の時代の基本です。そして定着してきました。


たぶん、この銀行員さんは、サービス精神から「印鑑お拭きしましょう」とお声掛けをいただいたのだと思いますが、これもやってはいけないことなのです。

理由はと言えば、

①契約書などに押印するときに使うような印鑑は、その人(あるいはその会社)の縁起物の一つでもあり、みだらに他人が触ってはいけない
・・・・・あなたが触ってから、「首尾が悪くなった」と言われかねません。

うっかり落としたりして、「欠けたり(割れたり)」しようものなら、弁償などとてもできません

象牙の印の場合は、「朱に染まる」のを好む方もあります

そういうことを考えると、とてもとても触ったりなんかしちゃいけないのです。

もし、「朱肉で汚れた」のに気づいたのなら「どうぞ!」と言って拭き取り用の紙を差し出せばいいだけなのです
おそらく過剰サービスなんでしょう。

似たようなことに次のような印鑑があります。
①印影が薄くなった印鑑
②かけた印鑑
などへの対応には気を使います。

対策を一つご教示しましょう。。。。

印影が薄くなった印鑑に対して
ゴミトール」(シャチハタ)という優れものがあります。
言わば「清掃用の粘土」のようなものです。

これを出されたら「お客様の印鑑はゴミが溜まっていて『印影が薄いですよ!』とさりげなく言われている。」と気づいてください。

印鑑の縁が欠けた印鑑に対して
「この印鑑でずいぶん儲けられたんでしょうね」と言われたら、「印鑑がすり減っていますよ!」というシグナルなのです。

印鑑は縁起物の側面もありますから、他人が軽々と触ったり、コメントしたりなどはできないものなのです


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0