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テレビ朝日:「高速ツアーバス報道」の無責任 [小さな親切、余計なお世話]

日曜日(2013.7.28)の「報道STATION SUNDAY」(テレビ朝日)をご覧になりましたか?

関越自動車道での大事故を受けて、高速バスの運行はこの8月から「国の許可を受けた会社に限定されるため、格安の高速バスの撤退が相次ぐ」という内容のものです。

なんでも業者の数が、現状の4割くらいになるらしいのです。

おそらくテレビ局側は、「安全を守る立場」「格安期待の消費者を守る立場」のどちらにも与しないニュートラルな報道を心掛けたのでしょう。

しかし、どう見ても、「国の許可を受ける」障害を批判するかのようなものでした。


あの大事故が起きたとき、安全面を大騒ぎしたはずです。

・一人乗車の運転手
・杜撰な会社側の体制
・運転手さんの行動

等々、「えっ!」と思うようなことばかり浮かび上がってきたものです。


この報道は「羹に懲りて膾を吹く」ような批判に見えてしまいました。

「低価格希望の消費者の味方」のスタンスは明らかです。


①人の命には代えられないから、やむを得ない。

②今回の制度変更を受けて、それが定着した段階で不都合を改善していく。

というスタンスで、なぜ報道されないのでしょうか。。。。


少々高くなってもいいじゃないですか!

①安全が確保される。

②運転手さんの待遇が改善される。

③運転手さんの雇用が増える。

といったメリットもあるはずです。


消費者の皆さんは、バスのきれいさくらいしか業者さんの状況は把握できないものだと思います。
食べ物では「安全・安心」という言葉がお経のように叫ばれています。

なぜ、交通の部分では、「安全・安心」が声高に叫ばれないのでしょうか。。。。!

テレビ朝日は、この番組での何を言いたかったのでしょうか。。。。!?


先日も伊勢湾道で家族3人が亡くなるという大事故が起きました。

原因はなんだったのでしょうか。。。。。


人の命を失った教訓をもう少し大切にするような報道を心掛けてほしいものです。


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