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「限界集落」を考える [小さな親切、余計なお世話]

ここのところ、テレビを見ていて「限界集落」のことを考えさせられてしまいました。

・「ほのぼのとした暮らしぶり」への敬意

・今後はどうなるんだろうかという素朴な疑問

・マスコミの採りあげ方

等々です。


一つは、TBSテレビ「噂の東京マガジン」(2013年7月28日午後1時~)が採りあげた「東京都桧原村(ひのはらむら)」のことです。

なんだかほのぼのしました。

東京駅から電車とバスを乗り継いで2時間、八王子からさらに西にある山梨県との県境近くの人口2500人程度の小さな村のことです。いわゆる奥多摩というのでしょうか。。。。

「東京にこんな素敵なところがあったのか!」

と少し感動してしまいました。

「村おこし」とか「セラピー」とかと大騒ぎしていらっしゃる田舎町・村がある中、まさしく「これしかないもろもろの資源」でほのぼのと暮らしていらっしゃる様が伝わってきました。

みかん畑などにある作業用のモノレールを使って、山の上にある自宅に登っていく高齢者の姿には絶句してしまいました。
これこそ「住めば都」なのでしょう。
宅急便は届くのでしょうか。。。。。


もう一つは、「バカにするな!」と怒りを持ってみてしまいました。

フジテレビの「Mr.サンデー」(2013.7.28)が採りあげた「山口県周南市の集落」のことです

よくある週末のニュース番組ですが、「容疑者が隠れていた」という山の中をスタジオに再現していました。

「趣味が悪い」伝え方以外の何物でもありません。

夏のこの時期ですから、山野なら雑草が生い茂るのは当然のことです。「窮鼠猫を噛む」という言葉が適切かどうかはよくわかりませんが、あれだけの重大・悲惨な事件を起こした容疑者なら必死のはずです。


そんなことよりも伝えなければいけない「限界集落」ならではの課題もあるのではないでしょうか。。。。

何故や現場の状況を伝えることも大切ですが、日本の限界集落が抱える課題を反映した事件だったかもしれません。

おそらく住民の皆さんの数よりもマスコミ関係者の数のほうが多い日が続いたのでしょう。。。

放火されたお宅が丸焼けになっているのも驚きました。



田舎の人から見れば、「軒先がくっついた小さな戸建」や「鶏小屋然としたマンション住まい」などの都会生活に素朴な疑問もあるはずです。



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