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田舎町は「補助金漬け」になっていた。 [みんなうすうす気づいている]

先日の3連休は、ある田舎町で過ごしました。
田舎町というよりも田舎村・・・「限界集落の集合体」・・・というようなところで過ごしました。

秋晴れにすすきの穂が似合うそんな贅沢な秋の休日でした。

CIMG1555-01.JPG



しかしながら、

1.無防備な自動車道路は騒音がいっぱい

東京の自宅よりもうるさいのです。


2.目新しいものはすべて「補助金頼み」

宿泊施設しかり、集会所しかり。

とくに、町おこしのための「観光」というキーワードでくくられたものは「補助金漬け」が目立つようです


この田舎町に住む古老の皆さんが異口同音におっしゃいます。

①所詮補助金頼み。

不足米(たらずまい)は、われわれに集金される。

③今の若いものは、この村を作ったわけではない。
・・・・若い者=60歳前後の人たち。

事業計画が我々に説明されていないし、収支の状況もよくわからない

本来優先的にやらなければいけないことがある

⑥すべて「町長の売名行為」に過ぎない。


話を聞いているうちにわかってきたことがあります。

①補助金対象の事業がとん挫し、1年もたたないうちに目的外利用されているものがある。

②事業計画すらあるのかどうか疑わしい。

③不満は「一人暮らしの老人」に多い。

子どもが外に出たままだったり、かつ連れ合いがお亡くなりになったりで、たくましくひとりで生きていらっしゃる方々です。
体力的に共同作業に参加できなかったり、夜の会議に出席できないため、孤立が深まり、ますます情報不足になってしまわれるようです。

他方、お子さんと同居なさっている高齢者の皆さんは「子どもに任しているので口出しできない」状況のようです。

80歳前後の皆さんは「この村を苦労して育てたのは私たちだ!」という気概もあるようです

そして、このご高齢のみなさんのご意見のほうが冷静に見えてきます。



誰が見ても、ちまちまと補助金が使われているようです
小口だからわからないだけです。

こんなことでいいのでしょうか。。。。。!

この人たちに「税金が高い!」などと言ってほしくないものです。

たしかにこの町の町長は、「霞が関受け」や「マスコミ受け」が良かったりする方のようです

ただ、残念ながら「行政の長」として本来やらなければいけないことをなおざりになさっているきらいがおありのようです。

ところで、5年後10年後のビジョンはありますか。。。。


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