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やっぱり「賃上げ」よりも「雇用増」 [みんなうすうす気づいている]

「給料を上げる」と言われたら誰だって嬉しいに決まっています。

しかも、仕事はより少ない人たちでやったほうが、テキパキとはかどることが多いものです。
こういう人たちへのご褒美が「賃上げ」かもしれません。

企業経営にとっては、人件費は最大のコストの一つです。
少々の賃上げで、生産性を上げ、より少ないコストを維持することは一つの経営テーマです。


さてさて、今年も安倍首相の口からは「賃上げ」という言葉が力強く発せられています。

でも、どうもわくわくしません


かつてと違い、
仕事にきめ細かさが求められている
②残業規制も厳しく、「短い時間でたくさんの仕事をしなければいけない」という状況も起きつつあります。
③団塊の世代のリタイアにより、熟練者が一気に減っている
※団塊の世代=仕事のできる人ばかり ではないですが、ある意味大人でした。
④パソコンをはじめとした「機械化」「IT化」でカバーしてくれるとはいうものの「大人の仕事ぶり」は求められます

賃上げにどのくらいの経済効果があるのでしょうか。。。。。。
おそらく、ある人は貯蓄に、ある人は海外旅行にという色彩も強いかもしれません。

就職が上手くいっていない人たちは置いてきぼりです。

「社会保障費」給付の不具合も改善しないはずです


「賃上げ」よりも「雇用増」をテーマにしたほうが、国民経済的にも企業経営的にも労働条件的にもいいのじゃないでしょうか。。。。。
幅広く所得を増やしていくほうが有意義なような気がします。

従業員が増えると、
リーダーのマネージメント能力が求められます。
優秀な人材も得やすくなります。
③ただし人材育成を丁寧にしないと経営は危うくなります

④「ブラック企業」とかと言われる企業の勤務状態が改善するかもしれません。
⑤人材が増えれば、時間外も減らしやすく、休暇も取りやすくなります

「賃上げ効果」というのはどういうところに出てくるのでしょうか

働いているものにとっての雇用増は「競争相手も増える」のでそれはそれで大変ですが、
雇用増で「働き方」を変えれば、「時間的な余裕」もでき「お金は回りだす」はずです
時間ができたら暮らし方にも余裕や知恵が出てくるかもしれません


賃上げ」をおっしゃる時の安倍首相の顔を見ていると、「お坊ちゃま」のそれのように見えるのは私だけでしょうか。。。。。


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