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海上自衛隊「おおすみ」と釣り船「とびうお」の衝突事故の話をどう思いますか? [みんなうすうす気づいている]

若い頃、取引先の社長から「ヨットに乗りに来い」と何度か駆り出されたことがあります。

①おじさんばかりなので、若者の人手がほしかった
②女性の友人を可能なら連れてくる

という事情があるにはありましたが、「暇」なのと「ヨットに乗るのもかっこいいかな」ということでよく行きました。
この社長の経営ぶりはまじめそのもので、ヨットの操船にも性格がよく出ていました。

物腰柔らかな方でしたが、海のルールとマナーについては極めてオーソドックスでした。


小さなヨットでしたが、

必ず見張り番をつけ、「〇〇時の方向に船」という情報をみんなで共有していました

②そして、他の船の進路を妨げない

③特に、大型船が来たら逃げる(避ける)
・・・・大型船の「引き波」に合うと転覆しかねません

救命胴衣は必ず付ける



テレビなどのマスコミの中には、

①回避義務はどちらだったのか?

②相手は大きな自衛艦

③釣り船の船長と客の計2名が死亡している

ということで、ルールと実態と犯人探しに躍起です。


ただ、どこかのマスコミは、まるで「自動車の事故」のような論理展開です。

はたしてこんなことでいいのでしょうか?

「ルールはどうか?」「悪いのはどっちだ?」的な議論では、今後の再発防止には役に立たないでしょう


大型船はそう簡単には止まれませんし、「引き波」リスクもあるはずです


私は、操船には素人ですが、先に紹介したある社長の「ヨットの操船心得」から見ると、ルールよりも現場の常識から見てどうだったのか

ということに照らして考えてみる必要があるのではないでしょうか。。。。


自動車の運転免許を取り立ての頃、父から何度も叱られました。

「ルールを守っているからいい」と言うものではない。事故を起こしたら何にもならない。控えめに運転しろ!
と。。。。


今回の自衛艦と釣り船の衝突の件を考えると、現場の常識とか慣行をもう少し採りあげて検証してみたらいかがでしょうか。。。。。


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